クラッチ滑りとペダル踏み込んだ時にガラガラ異音がする、という事でミッション降ろしてクラッチ点検。
カバーの反りで変摩耗して内側一部のみで動けていたようです。
久しぶりのピボット折れ、在庫が無かったので中古品です。
クランクシール、パイロットブッシュなども交換します。
Z33前期クラッチ用です。
スポーツ走行350PS以上を狙うならツインの選択となりますが、ドリフトでクラッチ揉むと切れ不良が出やすいので、反りが出ても切れ不良出ないシングルをなるべく使いたいんですよ。
シルビア系なら新品状態になりますが、Z33純正で350~400PSまで強化タイプなら500~600PS位まで持つのを確認しています。
クラッチディスク径240φ→250φ、圧着力750KG(シルビア純正?だったはず)→850KG(Z33純正)、1000KG位(強化品)で大幅に容量が上がります。
シルビア系では大体事足りると思います。
補足ですが、ツイントリプルは切れ不良と沿った時にクラッチの操作性で大体のメーカーは225φ以下のディスク径の物がおおいです。
他には外径を小さくするとレスポンスが良くなるメリットがあります。
参考になる例でブレーキキャリパーパット面積とローター径の関係です。
キャリパーの種類は置いといてパット面積広く摩材が良ければブレーキ制動は上がります。
しかしいい摩材のパットを使ってもローター径が変わらなければ、発熱が多くなりフェード、ペーパーロックでブレーキの効きが落ちてしまいます。
しかしローターを大きくすれば、大幅に改善されます。
ツイントリプルで少しのディスク反りが複数枚あると切れ不良になりやすいのでディスク径を小さくするのは理解できます。
しかしフライホイール、ディスク、カバー1式のスーパーシングルと言う物などはターボ車用なのに225φのディスクになっているためハードに使うのは持ちません。
過去に自分が所有してた90クレスタに新品同様のシングル225φクラッチが付いていたのですが、コースが反クラ多様するので3,4回走り言ったら滑って終了した事があります。
街乗り、グリップ、あまりハードにはクラッチ使わないドリフトなどには問題無いですが、皆が使っているからとかメーカーがそう言っているからと流されないようにしましょう。
社外軽量フライホイールに穴開け加工がして取り付け可となります。
一般では受付していないので常連さんメニューですね。
20数年メンテしている180SXですが、今回で記憶では8回目クラッチ交換は多いのか?
昔は走りまくっていたので交換サイクルは多かったのですが、最近は通勤+普段乗りなんでサイクルは長くなってきています。
インタークーラーとアルミアンダーカバー止めていたネジ山飛んだのでナッター交換します。
少量ですが、パワステラックオイル漏れ、エンジンメンバーロアアーム取り付け鉄板のひび割れ、前に加工したストラットアッパーボディのひび割れ発見。
普通に乗っているだけだから修理は車検時かな?

Posted at 2025/08/09 17:52:42 | |
トラックバック(0) |
白180SX | 日記