シリンダーヘッドも分解して洗浄液に漬け込みます。
バルブシートとポートの段付き修正しつつ滑らかにするとまあ、結局そこそこ広げてしまう事になるんですよね。
エキゾーストは青ニス塗って純正ガスケットサイズまで拡大加工します。
ハイレスポンスKITへ加工出すのでバルブガイドまで削り落としてポート仕上げします。
ポート研磨って難しいですよね、広げ過ぎると低速トルク無くなるし、エンジン仕様に合わせた形状を考えなければいけない。
綺麗に仕上げようとすると研磨材量と時間がかかりコストに直結する。
16Vは純正の仕上がりが悪いのである程度でやめるのが難しい、いやある意味腕の見せ所か(笑)。
加工から帰ってきたヘッドのバルブ当たりを確認します。
ハイレスポンスKITのシートカットはシートリングギリギリまで拡大加工されてます。
燃焼室容積測定。
同じくシリンダー側も測定します。
S/C圧縮基準8.9になるようガスケットを用意しました。
バルブステムシール、バルブスプリング組み付けます。
脱脂してガスケット載せて、強化ボルトで固定します。
256カムを組み付けます。
シム調整、薄いシムが必要で手持ちでは足りず追加注文。
シム調整が終わったら、戸田強化タイベル、調整式スプロケ付けて基準を出します。
このスプロケベルト山がうねりありで目盛が薄く見ずらい。
純正ECUとS/Cと言う事でIN113、EX115でセットしました。
後日空燃比計見ながらバルタイやECUセッテイングまでステップアップ予定です。
廃番のブローバイホースを汎用品に交換してエンジン完成、引き渡しして完了です。
Posted at 2023/06/11 21:06:11 | |
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AE92 S/C | 日記