車を手に入れた時から付いていたダンパーは少し抜け気味で縮み側が柔らかく、ハイレ―トスプリングとのマッチング良かったのですが、リヤ側の加重が抜けてしまうのが気になっていました。
ナックルを含めた足回りのセットアップが納得出来るようになったので、そろそろ新しいショックをと言う事で、このダンパーを購入、24段調整で8万で格安w。
数年前から回りで使用していて耐久性も問題無い製品です。
分解しながら各部寸法を測定します。
スプリングID65φを旋盤で60φ使えるように加工します。
ガス圧を量るのはちょっと難しいので、ショックの動き始めを体重計wで測定します。
ショック底部のネジを緩め、ガスを抜き全分解します。
減衰力を決めるピストンとシム、中々見る機会は無いので熟視します。
伸び、縮み共に10枚同じシムが入っていました。
それでは減衰力が同じではと思いますが、ピストンに開いている穴の大きさが違います。
穴を通過した先でシムで蓋をしていてこの大きさ枚数で減衰力が変わります。
ピストン穴は小さい方が伸び側、大きい方が縮み側です。

ハイパワー車でリヤトラクション抜けないようにするならドラッグ用のセッティングと同じで縮む時は柔らかく伸びは強くなるようシムを入れ替えます。
組み立ててガス、いやただの圧縮空気を制作したSSTで充填します。

窒素ガスでなくていいの?と思いますが、すぐに仕様変更するかもしれないのでこのまま行きます。
有名メーカーのショックがいいのではと思いますが、自分の思った通りににショックを調整してみたいのとこのメーカーはO/Hはダンパー本体1.2万で交換する方式で最悪失敗しても安価で修理可能です。
組みあがり調整ダイヤル締める方向に回してみると縮みほぼ変わらず柔らかい、伸びは硬過ぎて伸びないw想定通りです。
フロント側はガス圧を下げて街乗りで突き上げを少なくする設定に変更します。
後は車両に付けてインプレします。
Posted at 2018/11/23 13:05:20 | |
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JZX90チェイサー | 日記