加工から上がってきたブロックの各部を測定します。
クランク曲がりを点検、0.01㎜で程度は良い。
コンパウンドでクランク磨きます。
使うピストンはSR20N/A用コレで圧縮は10になります。
クーリングチャンネルが無い事とオイルジェット逃げ加工が必要になります。
クランクボルトは新品、確認でプラスチゲージ。
ちなみにピストンまで組み付けて手でクルクル回るのはNG、それはエンジン回したら耐久性ないし壊れるよ、と言ってみる(誰)
エンジンの摩耗で一番大きいのが子メタル、予算があればH断面選べばいいけどコストを考えると強化コンロッドボルトです。
強化メタル使っても芯円度が狂えば全くの無意味、以前ボルト強化して9000rpm廻してテストしてみたけど純正メタルで充分でした。
油膜を確保出来ているか子メタルをみればオイルの良し悪しが分ります←ここ重要!
ARPボルト伸びでトルク管理します。
ピストン、コンロッドの重量合わせして、組み付けます。
もちろんメタルは純正(シルビアではないよ)
ブロック面研量が多かったのでピストン容積を測定します。
可変無しSR20ならオイルポンプローターの補修もあるけどNVCS有りはフロントカバーASSYなんで少し高く付きます。
VE用ならオイルポンプ容量も多くていいけど加工があるんで今回はパス。
AE86に載せるとアルミオイルパンがラックと干渉するのでエンドミルで削ります。
溶接部分を最小限にするための型紙を作ります。
溶接して洗浄後、組み付け。
鉄オイルパンは錆びていたんで黒塗装。
Posted at 2016/03/28 23:09:16 | |
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