2021年04月12日
イスラエル関与に疑問
確かにイランとイスラエルは敵対国だが、もしイスラエルが関与したならば「火災」のような姑息な手段では講じないと思われる。イランの敵対国はイスラエルだけじゃないからね。
イスラエルが仮に実行するならば、過去のイラク・フセイン政権時にイラクの原子力発電所を攻撃した「アークライト」作戦のように徹底的に航空作戦による空爆で実行するはず。確かにイスラエルには世界最強と言われる特殊部隊「モサド」はあるが、「モサド」のような実行部隊が火災だけで終わらせるはずがないのは確か。上記も書いたように徹底的に叩くのがイスラエル流なので、工作員による火災工作とは到底思えない。
ウラン濃縮工場ならば、分かる人は分かると思いますが、核兵器にするにはウラニウムを約90%以上、濃縮しないと使い物にならないというか、核兵器にもならない。ウラニウムを濃縮するには遠心分離機で時間を掛けて濃縮率を徐々に上げるのが通常であるので、仮に今回の火災した施設がウラン濃縮工場ならば、イスラエル空軍のF-15I、F-16Cなどの地下施設を叩く事が可能な兵器が必要であり、そのプラットフォームとして上記の戦闘機を用いるはず。その前に「モサド」やイスラエル内務省などの秘密政府機関等が現地でヒューミントや空爆実行する事への位置情報等をイスラエル空軍に送る必要がある。
このような「火災」による施設等破壊工作はなんら意味はなさないし、返ってイランのセキュリティレベルを上げるだけの工作をイスラエルは行わないと思われしね。一般的にウラン濃縮工場の存在もそうだが、位置情報は国家機密に該当するので、そのような最重要施設が簡単に火災等による工作する確率も小さい。イスラエルもバ○じゃないからね。フェイクか第三のイラン敵対国によるモノか、自作自演かのいずれかと思います。
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2021/04/12 12:19:10
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