小雨の沖縄ツーリング

先週、出張で那覇へ。金曜日が会議、土曜日がレクレーション、こんなおいしい仕事も久々である。帰路は日曜日。丁度、R16TRGクラブの全体TRGの日と重なる。
一足早く土曜日に沖縄でTRGを組んだ。それもレンタカーはRoadster NC。
ところが天気が悪い。小雨まじりの突風の中、悔しさをかみしめながら沖縄を回ってきた。

借りたRodoはベース車の6ATである。自分のRodoと基本的には同じであるが、レンタカーの辛さで荒く乗られているせいか、自分のRodoとはフィーリングが違う。僕のVSに比べ車体が軽いが、なぜか動力性能は悪い。ふた呼吸遅れて加速する。トルコンが滑る感じだ。



当初の予定は同乗者がダイビングをしたいとのことで、「青の洞窟」（沖縄の有名ダイビングスポット）まで送って、夕方にピックアップし、僕は一人で沖縄をRodoで満喫する予定であった。しかし、雨と突風の影響でダイビングは中止。仕方なく、小雨まじりの沖縄をオヤジ2人でドライブした。同乗者が居るので適当に走って、写真を撮るという自由がきかない。
そんな訳で、最初に行ったところは、世界最大の水槽のある「美ら海・海洋水族館」。この水槽には僕もびっくり！！　アクリルガラスの厚みは60cmとか。絶景だ。







水族館の次は那覇自動車道を南下し、海中道路へ。海中道路とは1971年に開通した与勝半島と平安座島を結ぶ道路で、海の中を走っている気分が楽しめる。しかし、小雨まじりの強風の中じゃね・・・・
海中道路上で



海中道路を経由し、４島めぐり（浜比嘉島・平安座島・宮城島・伊計島）に行った。
夕方から天気が回復し、1時間ほどオープンで走れた。
伊計島ではサトウキビ畑が続き、のんびりとした風景である。



その後、２人で行ったことの無い場所を相談し、姫ゆりの塔へとハンドルを向けた。
この場所にはまだ戦争の悲しい足跡が残っている。いまだに参列者は献花することもでき、過去の戦争の跡の観光地ではないぞ、と言うただならぬ雰囲気を感じた。



宿泊は国際どおりの中のシティー・ホテルだ。
ミリタリー・ショップ（米軍払下げ品を販売）で衝動買いした。

M16マシンガンの空薬きょう。



本体はこれ




第二次世界大戦中に米軍兵士が付けていた個人を認証するためのタグ。
氏名・血液型・生年月日などがプレートに刻印されている。２個がワンセットで、死亡した時は１個を軍が回収し、もう１個は死体に付けるそうだ。
当時の刻印器で自分用を作った。使うことの無いようにと祈りたい。





翌、晴天の中、早朝便で那覇を後にした。
実は、雨男は僕です。行楽地で雨・雪になる確率は非常に高い。
過去のアルバムでは観光地で子供たちが傘やカッパを着ている写真が多い・・・・
今年のスキー旅行も大雪・吹雪だった。