ワゴンR購入に当たって、処分するのは8年落ち2005年のノート、基本は査定ゼロである。
だが、我が家のノートはオーテック仕様のライダーだ。
中古市場では同年式で30‐50万円で販売されている。
実は、ニッサンとホンダでは下取り査定を依頼していた。
ニッサン 12万円、 ホンダ 7万円
ライダーだから値が付くと説明を受けたが、欲が出てきた。
当初はこんなものかなと思っていたが、クーパーを購入する時に下取りのロードスターは、
ディーラーの下取り価格が不満でネットオークション(ヤフオクでは無く、業者しか入札出来ないサイト)で処分した。
下取り価格110万円が140万円にアップ。
で、そのサイトで車両情報だけでの落札予想価格を調べると、19万円と表示された。
よって、今回の新車購入は下取り無し、買い取業者での処分とした。
ノートライダー 処分作戦を立てる。
1 車体の洗車と整備
2 近所の買い取専門業者で査定し、売却目標を設定する。8月末まで
3 ネットオークション用の写真撮影
4 ネットオークションにて出店 開始9月1日 終了9月8日
5 落札車の引き渡し 9月14日 (ワゴンRの納車14日または15日)
さて、行動計画1だが、ノートは長男が通勤で使用している。
遊び盛り(?)なのか土日でも車が空かない。
で、8月下旬の日曜日、朝帰りの長男からノートを取り上げ、
室内の荷物を全て取り出し、洗車場へ。
思ったとうり、車内は埃だらけ、エンジンルームも真っ黒・・・
これで洗車好きのオヤジに火が点いた!!
ついでに、ネットオークションに出す写真も一緒に撮影すれば一石二鳥だ。
ボディーは輝きが無く、無数の細かい擦れ傷とバンパー等に数カ所の凹みがある。
凹みは自分で塗装するつもりだったらしく、パテだけ塗ってあるが盛っただけでサンドペーパー処理していない・・・
で、擦れ傷はコンパウンドで消し、パテはサンドペーパーで平面だけ出した。
ボディーワックスで全体を仕上げる。
室内は掃除機をかけ、水雑巾で汚れを除き、プラスチック類はアーマオイルで磨いた。
エンジンルームはタイヤブラシでオイル汚れを取り除いた。
外装の黒の樹脂はタイヤワックスで白濁を消した。
これだけでも査定アップだろう。
約2時間、洗車場で格闘した。好きなことやっていると時間の経過も分からない・・
さて、売却目標金額だが、8年落ちで車検は残り6カ月、走78,000KM。少し距離は出ているが、
今までの情報から20万円と設定した。
次は行動計画2へ
自宅近辺には数件の買い取業者が点在する。その中から、最近新規出店したB社とC社を選んだ。
G社は大手だが、ロードスターに90万円の値を付けたのでパス・・
オークションの写真撮影は2軒終了後にいつも公園とした。
ますは、一軒目へ。
日曜の午後なのに、暇そうである。
20代後半の営業マンが出てきた。
新車の納車予定があり、処分するので、冷やかしではないこと、
引き渡しは早くても9月10日であることを伝え、査定に入る。
簡単に終わるかと思いきや、30分近く念入りに見ていた。
査定の間にアンケートを記載した。売却希望額に25万円と記入した。
出ればラッキー・・・
で、長い査定時間が終了し、説明に入った。データを見せてもらったが、
かなり細かくチェックしており、傷の所在やダメージの程度を説明された。
ここまでは信頼がおける。
しかし、買い取額を提示してこない。
おや? と感じた。過去の経験では、先に値段提示があるのだが・・・
「○○さん、是非このノートは弊社で買い取らせてください。人気のパールホワイト、オーテックのフルエアロに専用アルミ、さらにカーウイングスのナビと加点が多いです。希望価格はありませんか?」
「希望価格はアンケートに書いたよ。25万円」
「25万円ですか・・・これはちょっと無理ですね」
「無理なら結構ですが、いくらで買い取れますか?」
「できるだけ高く、ご納得いただける価格を出したいと思います」
「だから、いくら??」
「実は買い取価格は私が決めるのではなく、査定データを本社に送信して、決まります。」
「じゃあ、返答待ち?」
15分後に・・
「ところで、希望価格に近づいたら、本日、売買契約を頂けますか?」
「それって、今日、売る意思があるということ?」
「はいそうです。」
「あなたねェ~、価格も提示されていないのに売れるわけないじゃん」
「そのとうりですね。このノートの買い取相場をお見せするので、それを見て金額を提示頂けませんか?」
「意味不明、あんた買い取業者だよね? いくらで買うか提示しろよ! その金額が納得いけば売るよ。不満なら売らない。簡単な法則だろう!!
この後、もう一軒行く予定があるので、御社と比較して高い方で売るから。」
私、半分キレ気味・・・
「申し訳ありません。とにかく相場を見てください。程度にも寄りますが、2005年のライダーで10万円から15万円です。正直20万円でもきついです。」
おっと、金額を提示する前に、相場を見せて、客に値段を決めさせようと言う戦法か・・・
ニッサンで12万円、本田で7万円だから、情報には信憑性がありそうである・・・
「実は私は出来るだけ高い金額で買い取りたいといつも努力しています。高く買うには本部をいかに説得するかです。このノートの査定は5点満点で4.0です。かなりの高得点ですので、これから本部を説得しますので少々お待ちください」
ほんまかいや・・・
「わかりました。その相場が正しければ、25万円は無理ですね。それでは20万円なら手放します。そのつもりで!」
かなりの時間を拘束され、苛立ってきたので、当初の目標20万円をぶつけた。
もうさっさと2軒目に行きたくなった。
また、写真撮影も控えているので日が暮れないうちに2軒目も終わらせる必要がある。
「わかりました。20万円で本部と交渉します。」
待つこと20分、一人残され暇・・・・
完全にキレました。
「いくら待たせるんだよ。もう、終わり!帰るから!!」
「申し訳ありません。もう少しの猶予を!!」
引き留めに粘られて、もう10分待つことに・・・
「はい! 10分経過、サヨナラ・・・」
店のドアを出たところで、
「決済取れました!! 20万円で買い取らせて頂きます!!」
ほんまかいや???
ここで判断に迷った。
1 売らない。
担当セールスの対応には怪しいところがあった。2軒目に行けばもっと高く売れるかも知れない。
2 売る。
今までの情報分析では20万円は高値ではないか。また、自分の売却目標と同じである。2軒目の訪問、さらに写真撮影してネットオークションに出す手間がある。落札予測は19万円だが、下回ることもあれば、上回ることもある。
さて、皆さんはどちらを選びますか?
堅実に2を選択。
決定理由は、
・目標金額の達成
・時間の節約
あるいは、もっと堅実なのは、契約してから気が付いた。
1軒目の20万円の条件を保留して、2軒目に行く事ですね。
保留の理由は何とでもなりますね。
「妻の許可が無いと売れないので、帰宅して相談するから、今日中には返答するから待ってってね」と・・・・
でも、今日も楽しい経験をしたかも・・・・・
これで全て終了です。
ご拝読ありがとうございました。