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4月6日より「2011　TRADROCK Char by Char」と題されたツアー・ライブが神戸からスタートし、関西・九州をまわり、最終公演が4月23日（土）に東京日比谷家外音堂で行われた。

チャー自身の音楽的ルーツとなったエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、ジミー・ヘンドリックス、ビートルズ、ベンチャーズの各曲をカバーした作品群「TRADROCK」の楽曲を中心とした選曲であった。



関東では電力不足で大会場でのコンサートが軒並み中止に追い込まれているが、野外音楽堂は屋外なので自然の空調である。電力消費はPAとステージ証明だけ。省エネのライブでもある。

「自粛の自粛を」と、政府の方針どうり、震災後、僕にとって初めての娯楽である。
あいにく天気は雨・・・・・

久々にロドスタで都内へ、震災前に満タンにしていおいたトリップメーターは30km。1ヶ月半での走行距離である。土曜の夕方なので余裕を持って、都内へ。
しかし、首都高はガラガラ・・・・？？？？？

開演45分前に到着してしまった。駐車料金がもったいないので、野音の路上で一休みする。
遠くに国会議事堂が見える。



10分前に開場に入るが、ステージでは既に演奏が始まっている。
ご本人自身が前座をやっていた・・・・・不思議なミュージシャンだ・・・・

過去に何度か野音に行ったが、雨の日が多い。この前は地震で電車がとまり、開演が1時間以上伸びた事もあった。



チケットはSoldOut。僕は先行予約の抽選で申し込んだが、席は半分より後ろだ。
チャーの人気は衰えない。

ライブはジミヘンからスタート。次第に雨は土砂降りに・・・・・・・
親子でジミーをカバーし、ヴェンチャーズ・クラプトン・ベック・ビートルズと続き、やはり定番のスモーキーで締めくくった。充実した2時間30分であった。

でも、雨に放射能は混じっていないのだろうか？

東日本大震災のあと、ブログアップする気力の無い方も多いのでは？
当然に直接の被災者はブログどころじゃないと思う。

当の僕は埼玉県在住で、直接の被災は無いにしろ、
余震と先の見えない原発に不安を抱え生活している。
よってブログも自粛し、静かにしていた。

全面的に信用は出来ないが、東電より原発の放射能漏れの封じこみに6-9ヶ月の見通しが示された。達成できるかは分からないところもあるようだが、目標値でも提示される事の方が、国民にとっては重要である。

世間では、原発反対運動は最初の原発が出来たころから根強く続いている。
色々な書物があるが、音楽ではどうだろう？

RCサクセション、中高年には懐かしいグループである。
そのRCの忌野清志郎が1988年に発表した作品が反原発の内容であり、
今を予言したとNetでも話題なっている。

その作品「サマータイム・ブルース」は外国の曲をカバーしたアルバム『COVERS』に収録されている。

一部抜粋
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暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくりだして行く
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ　何のため？
狭い日本のサマータイム・ブルース

熱い炎が先っちょまで出ている
東海地震もそこまで来てる
だけどまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく

略・・・・・

あくせく稼いで税金とられ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増えている
知らねえうちに　漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース
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残念ながら氏は2009年に悪性リンパ腫で他界している。
ゆえに、未来への遺言だったかも知れない。

曲を聞きたい方はどうぞ




バンドの性格上、ちょっとおふざけ感があります。
気分を害された方にはお詫び申し上げます。

RCの最高傑作は「スロー・バラード」だと信じている。
これを機会に聞いてみてください・・・・・・・泣けます・・・・・・・