
事後報告で恐縮ですが、ジャパンモビリティショー名古屋2025を11月22日の一般公開初日に行ってきました。
訪問日までの間、発表された国内外の出展ブランドをすべて把握し、前売り券も自分が忘れないうちにすぐさま購入。そして先んじた東京開催時と同じJMS開催記念トミカの発売も決まり、会場のポートメッセなごやに着くまでの時間はワクワクが止まりませんでした。
まず私は開催記念トミカ目当てで、トミカブースのあった第2展示館へ。すると場所に着くや否や長蛇の列。しかし、私もその列に並んでは見たものの、購入するには整理券が必要だとの張り紙があり、しかもそれはスマホからQRコードを読み込まなければならないものでした。それは帰宅後に調べたら、東京でのJMSと同じ販売形態だったようなので、完全に私の確認不足ですね…。
私も自分のスマホからQRコードを読み込んでみたけれど、サイトには繋げれたが「更新」ボタンを何回押してもうんともすんとも言わず。おまけに欲しかった車種が、あまりの人気で即完売してしまう可能性もありそうだと即座に感じ、開催記念トミカの購入は泣く泣く断念することにしました。報告を楽しみにしていた皆さん、本当に申し訳ございませんでしたm(__)m
ですが、
今年4月に発売したトミカと同じカラーを纏ったGRスープラ GT4エボ(55周年記念コラボ)の実車を生で見れたことはトミカブースに来て最大の収穫でした。
その代わり、第2展示館を散策中に見つけた「ケニートイズ」さんのブースでは、一部現行品や特注品、さらにギフトセットに収められていたバラ売りを含む廃盤トミカを多く販売していたので、本体の綺麗さや小遣いとにらめっこしつつ悩みに悩んだご覧の廃盤車両4台をゲットしました。
左手前からアウディR8、シボレー コルベット Z06(いずれも2014年発売のギフトセット
「世界のスーパーカーセット」のバラ売り)、
7代目スズキ・アルト、
ルノー・メガーヌ R.S.の通常カラーです。いずれも1200円で売られていました。なおメガーヌは初入手、アルトとコルベットZ06は各々2色目、そしてR8は3色目のカラバリ入手です。
第2展示館を散策した後はすぐ、BMW/MINIやBYDにランボルギーニ、日産・ホンダ・ダイハツ・レクサス等がブースを構えていた第3展示館へ。
数日前に
当ブログで触れた最高出力:395ps…じゃなく530ps(395kW)のM2 CS。
現行(BEV版)クーパー3ドアで初の特仕「MINIポール・スミス エディション」
予てより存在が気になっていたBYD初の軽にして日本市場専用車でもあるBEV「ラッコ」
ウラカン後継の「テメラリオ」。このことから、来季より投入が決まった
次期GT3マシンのベースにもなりましたね。
新型エルグランド(画像上)と新型リーフ(画像下)
日産ブースは以上の2台のみでした。本音を言えばJMS名古屋公式サイトで展示車両を確認した際、新型ルークスや今夏にMCした現行エクストレイルなど他に展示すべき車もあっただろうに…とは思いましたが、それでも初日ゆえ人だかりが多かったのと、とくにエルグランドは先代(E52型)が15年もの間モデルライフを生き続けてきた事情もあり、ブランド再建を願うユーザーの思いがこうした形で伝わったのだろうと私はそう解釈しました。
Honda 0 α(画像上)とHonda 0 サルーン(画像下)
市販版が2027年発表予定というBEVのHonda 0シリーズからは以上の2バリエーションが展示されていました。
現代版シティターボⅡという触れ込みのスーパーワン プロトタイプ(ベースはN-ONE e:)
フレームレッドの新型プレリュード。こちらも多くの人でごった返していました。実は助手席に座ることはできたけれど、本当は運転席に座りたかったなぁ…。
今回のダイハツブースの主役、ミゼットX。私的にはオート3輪の初代ミゼットというより、ミゼットⅡの現代流解釈なように感じた1台ですね。
FRレイアウト採用の「K-OPEN」、これで「コペン」と読むようで。つまり次期型の登場を示唆したモデルであることがあからさまに分かりますね。
K-VISION。真四角ボディゆえ
「ムーヴコンテ復活!?」という見出しで扱われた自動車サイトの記事もありますが、スーパーハイト型かつ後席が両側スライドドアなので、どう考えても次期タントのデザインスタディでは?と思ったり…。
LSコンセプト。ミニバン風フォルムかつ6輪車という、従来セダンのLSを知る身としては現車を見ても度肝を抜かれた1台。
今春の上海ショーでワールドプレミアを飾った新型ESが名古屋に。こちらには運転席に座ることが出来ました。
昼食を済ませた後は、VWグループ3社(VW・ポルシェ・アウディ)やメルセデス、トヨタ・マツダ・スズキ等がブースを構えた第1展示館へ移動。
VWブースの主役は、このほど
「2025~2026 日本自動車殿堂 インポート カーオブザイヤー」受賞の吉報も入ったID.Buzz!展示グレードはProのロングWB仕様でした。
ポルシェブースに置かれていたのは2台のBEV。新型マカンは4S、MC後のタイカンは4ドアかと思いきやクロスツーリスモでした。
アウディブースには
7月日本導入の新型Q5やA6 スポーツバックe-tronほかを展示。
メルセデスブースに展示していたAMG G63。カタログに載っていない紫色の色味から、乃木坂46のグループカラーを想起させたのはここだけの話…(笑)
ビッグMC後の現行V220dは、電動サイドステップと後席ディスプレイを備えた特別仕様。ベース車にレクサスLMでいう4人乗り仕様“エグゼクティブ”相当の改造を加えたといえば伝わりやすいでしょうが、通常ラインナップにはない装備も盛り込まれたことから、今後の商品化に向けてお客さんの反応を見たい狙いがあったのかもしれませんね。
トヨタブースの主役を張ったカローラコンセプト。事前に画像で見たときは、どこかレクサスにも通ずる先進性を真っ先に感じたぶん、これまでのカローラに抱いていたイメージとは随分違うなぁ…と思ったけれど、それは現車を見ても印象変わらず。ショーカーゆえ全長・全幅を大きく見せる錯覚がそうさせたのかも。市販版ではこのデザインとサイズ感をどうリファインさせるのかが気になるところ。
5月にワールドプレミアされ、一部情報では国内向けが来月販売開始らしい新型RAV4は「CORE」と「GRスポーツ」を展示。昼過ぎのブース訪問ながら人だかりが凄かったのと、最近のトヨタ車全般のイメージをみるに、発表後程なくして(恐らくはグレードにもよるものの)人気のあまりオーダーストップが掛かりそうなのが想像付いてしまったのは言うまでもない…。
SUVでは先月ワールドプレミアされたばかりのランドクルーザーFJも展示。こちらも新型RAV4と変わらないぐらい、乗車目当てで多くの人が集まってました。
背景の演出も相まって、とにかく「美しい」の一言に尽きたセンチュリー(クーペ)コンセプト。こちらにも車見たさで長蛇の列。そのぶんしっかり撮れるか心配でしたが、何とか携帯カメラのレンズに収めることが出来ました。
左ハンドルの欧州仕様を展示していた7月ワールドプレミアの新型CX-5。噂によると来年発売予定という日本国内向けも、海外同様に過去2世代で好評かつ代名詞と言えた直4ディーゼル(SKYACTIV-D)搭載グレードは用意されない見込みらしいですね。
スズキが来年発表という軽EVの登場を示唆したコンセプト「Vision e-Sky」。トールワゴン型かつ横開きの後席ドアを採用しているので、その市販版は次期ワゴンRのBEV版として形になるのでは?と勘繰ってしまいましたが、いかがでしょうか。
今回のJMS名古屋を初公開の場に選んだスーパーキャリイのMC版。この仕様はベースグレードにサイドデカールなど専用装備を盛り込んだ「Xリミテッド」と呼ぶ特仕でした。同車といえば
MC前をモデル化したトミカレギュラー品発売からまもなく2か月経ちますが、それから程なくしてのMC版公開なので、早くも実車とは乖離が…(汗)
というわけで現車を見たり撮ったりで時間を費やしたため、気づいたら空は暗くなっており、閉門30分前のPM5:30ごろまで現地にいました。そのぶんブースを歩きに歩き回ったがゆえ、電車で浜松に帰って早々、足がパンパンに張ってしまいました。当日はAM6:00過ぎに自宅を出てから12時間以上経って帰宅しましたが、いやー疲れた疲れた(汗)
次回開催は例年どおり、東京でのJMSにあわせて再来年と思いますが、そのときは国内外メーカーからどの車がやってくるか楽しみです。