昨年度は大みそかに書いた「私的ドイツ車オブ・ザ・イヤー」ですが、今年は「私的ドイツ車アウォーズ」と名を改め、それにMVPならぬMVC(most valuable car)と5つの部門賞を設けて行うこととしました。
対象車種は1月から今月までの1年間に本国または日本国内で発表・発売されたドイツ車+英独混血のMINIブランド車(既存車種のマイチェン版、追加グレードを含む)で、その中からディーラー訪問時の展示車チェックやデビュー時のプレスリリースなどを見て「いいなぁ」「凄いなぁ」と感じたモデルを選んでみました。
まずは各部門賞です。
①デザインのかっこよさに心惹かれたで賞
アウディ・TTクーペ(日本導入は8月)
選んだ理由:初代から変わらないスタイルを未来的に表現した点が好感触を得たから
②インポーターの勇気にあっぱれ!賞
メルセデス・ベンツ C220dセダン&ステーションワゴン(日本導入は9月)
選んだ理由:某ライバル車対策も視野に入れた本国仕様に対する搭載ミッションの変更(7速AT→9速AT)&セダンで20km/h台前半、ワゴンで19km/h台半ばを実現したカタログ燃費
③これからに期待で賞
VW・パサート セダン&ヴァリアント(日本導入は7月)
選んだ理由:諸事情により(以前から導入が噂されていた)ディーゼルエンジン搭載車の年内発表は叶わなかったものの、来年度中に導入予定の“GTE”や“オールトラック”といった新バリエーションの追加が今後の販売にどう影響してくるのか気になったから
④日本仕様の正式発表が楽しみで賞
新型アウディ・A4 セダン&アバント(本国デビューは6月、セダンの導入予定は来年初頭、アバントは同年春)
選んだ理由:新エンジン・各種安全技術などを得て生まれ変わった新型が、強力なライバル勢を相手にどこまで勝負を挑めるのかにスポットを当てたから
そして
⑤車の質感と技術に脱帽!賞と
MVCは共通で…
BMW・7シリーズ(本国デビューは6月、日本導入は10月)
選んだ理由:1.これまでのイメージをがらりと変えるクオリティに驚いたから
2.カーボンやアルミを組み合わせたボディ、レーザーヘッドライト、ジェスチャーコントロールといった新技術の採用に、メーカーの底力と今後の展開を見たから
以上の各車を「私的2015-2016ドイツ車アウォーズ」の受賞車とすることに致しましたが、当ブログをご覧のみなさんはこの一年間にどんなドイツ車が気になりましたか?
ちなみに私が選ぶ来年度のイヤーカーは、アウディ車が新型Q7や上記でも述べたA4、BMW車ではPHVの3車種(225xeアクティブツアラー/330eセダン/740eセダン)とM2クーペ、VW車ではパサートの追加バリエーションと新型ゴルフトゥーラン、メルセデス車では新型Cクラスクーペ・GLCクラス・SLCクラス、そしてポルシェ車では718ボクスター&ケイマンあたりを候補にしているのですが、その結果は来年のこの時期に書きたいと思いますのでお楽しみに!
Posted at 2015/12/30 21:10:30 |
ドイツ車その他・総合・語り事・DTM速報 | クルマ