おととい更新した
こちらの続きです。
先週金曜、トミカ公式サイトで10月発売分の一部商品内容が解禁されましたが、その中でレギュラー品はスズキ ジムニー JAFロードサービスカー(No.100)のみが情報開示の対象になっていたため、初回特別も付くもう一台の正体判明は来たるサイト更新まで待たなければなりませんでした。
しかし先ほど改めて同サイトを確認したところ「新製品情報」がきょう付けで情報更新されたらしく、ページに新しく載っていたのは、この『エルガ すみっコぐらし×臨港バス』でした。相当なコレクターであれば想像付くかと思いますが、金型自体は'17登場で現在もラインナップされている
No.20の都営バスで使われたものとまったく同じでしょう。
実はこのエルガも、初回無しのジムニーや「プレミアム」シリーズで発売される2台(ブガッティ・ヴェイロン16.4、マクラーレンF1)同様、いまから数か月前に某SNS上で確認した海外発のリーク情報に同月発売であることが記載されており、従ってレギュラー品もリーク内容そのままの車種展開で発売するかたちになりました。
実車は通常・初回とも、神奈川県川崎市東部や横浜市北東部を拠点とする「川崎鶴見臨港バス」所属の車両を再現した模様で、通常版の『すみっコぐらし』ラッピングを施した仕様は
たった1台の激レアで、一昨年11月から約1年間に亘り運行されたらしく、一方ラッピングが施されていない通常カラーの初回特別はなんと
過去にほぼ同じ仕様のトミカが特注で発売されていたようですから、実質そちらに対し、行先を表示する方向幕
(恐らく他のバス系トミカでもみられるような、付属のシールで貼り付けて表現するスタイルでしょう)のプリントなどの変更で差別化したものと考えて良さそうかと思います。
ちなみに『すみっコぐらし』の版権を管理するサンエックス社で、それ以外に有名なキャラクターといえば『リラックマ』も挙げられています。その『リラックマ』と仲間たちが車体全体にプリントされた三菱ふそうエアロスター
(実車は“立川バス”所属の車両)は先月惜しまれつつ廃盤となってしまいましたが、今回のエルガはいま思うと、サンエックス社の人気キャラクターをあしらったラッピングバスの被りを無くす意味合いから、約3年半ラインナップされたエアロスターに代わる後釜として企画・製品化が予てより決まっていたんでしょうね。
『リラックマ』ラッピングのエアロスターは初回無しの展開でしたから、今回のエルガもそれ同様の販売形態に決まっていれば、商品力の観点で効率的に良かったんじゃない?と思ったのはここだけの話…ですが、初回カラーの設定はよくよく考えれば、とくに先述した特注品を発売当時に買い逃してしまったファンや、実車の運行エリアに住まれていて馴染みのある方にとっては朗報といえるかもしれませんね。
Posted at 2021/08/17 21:00:06 |
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