
GLKの後継モデルである“GLCクラス”が、ドイツ本国でついに発表されました。
GLCのデザインはエクステリアが末っ子モデルのGLA(X156)やベースとなったCクラス(W205/S205)のテイストを、インパネはCクラスのそれと共通の意匠を与えることでスポーティな雰囲気を醸し出していますが、内外装とも四角基調のイメージが強く、それにタフな印象を与えていたGLKとは一線を画すモデルへと進化したことがはっきりとわかりますね。
《リア》
ボディサイズは4656×1890×1639mm(全長×全幅×全高)・ホイールベース:2873mmで、GLKと比較すると全長で120mm、全幅で50mm、全高で9mm、ホイールベースで118mmのサイズアップが図られることになりましたが、恐らくこの点はBMW・X3やアウディQ5といったライバル車を強く意識したのかもしれませんね。
《インパネ》
当初のラインナップは、ガソリンで211馬力のM274系2リッターエンジンを積む「GLC250 4マチック」、ディーゼルで2.1リッターの排気量をもつ「GLC220d 4マチック」(170馬力)と「GLC250d 4マチック」(204馬力)、前述の250 4マチックをベースにしたPHV仕様である「GLC350e 4マチック」(エンジン:211馬力+電気モーター:116馬力)という4種で、V6エンジン搭載車や以前の【スクープだより】でも取り上げたV8エンジン搭載のAMG仕様に関しては来年以降のデビューが噂されているそうです。駆動方式はGLKと同じく4WDが基本となっています。
《エアサスペンション》
ギアボックスは一部ラインナップを除き9速ATが組み合わせられているほか、オプションで“ディストロニック・プラス”などを含む一部の安全装備やCクラス譲りのエアサスペンションを装着することも可能になっているそうです。
トリムラインはベースグレード・エクスクルーシブライン・AMGラインの3種類が基本で、発表記念車の“エディション1”も用意されたそうです。
GLCは9月のフランクフルトでショーデビューを飾るほか、本国での販売開始もそれと同時期に行われる模様ですが、日本市場への導入は年末か来年初頭にかけてのタイミングで、ラインナップはGLK時代の1種類からさらに増える可能性が高いかもしれませんね。
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ドイツ車(Mベンツ/スマート) | クルマ

Posted at
2015/06/19 05:47:11