(新型Ｃ・ω・クーペ)

新型Cクラスクーペ（開発コードは“C205”とのことです）が本国で正式発表されました。

まずエクステリア。スタイリングはベースとなっているセダン（W205）に、Sクラスクーペ（C217）風のゴージャスかつスポーティな雰囲気を与えたような感じがしますが、とくにサイドビューからリアにかけてのデザイン処理はそれを物語っていますね。

なお、インパネはセダンやステーションワゴン（S205）と共通のデザインになっています。

ボディサイズは先代（C204）に対し、全長で95mm、全幅で40mm、ホイールベースで80mm拡大されたらしいんですが、恐らくこれらの対応はベース車のサイズ拡大だけでなく、クーペ系ラインナップの末っ子であるCLAの存在や、先代のプラットフォームをベースにしていたEクラスクーペの後継も兼ねているという事情が関係しているのかもしれませんね。

発表当初のラインナップは4気筒エンジンを積んだモデルだけが用意され、ガソリン車はC180（1.6リッター、156馬力）・C200（2リッター、184馬力）・C250（2リッター、211馬力）・C300（2リッター、245馬力）の計4種で、ディーゼル車はC220d（170馬力）とC250d（204馬力）の2本立てとなっているそうです。

また今回の新型は、安全装備のさらなる充実化が図られたり、オプションで（セダン/ステーションワゴン譲りの）エアサスペンションも選ぶことができるとのことです。

新型は来月開幕のフランクフルトショーで一般公開された後、12月から本国を中心に販売がスタートするとのことですが、日本市場への導入は早くても来春ごろになるでしょうね。

クーペといえば、来週19日に本国デビューを飾ることが発表されているAMG仕様の存在も忘れてはいけませんが、そちらについては当ブログでも取り上げていきたいと思います。