(ＳＬＣ・ω・クラス)

事実上SLK（R172）のビッグマイチェン版といえる“SLCクラス”がきょう、ドイツ本国でフォトデビューを飾りました。

内外装はSLKのイメージを残しつつも、フロントマスクが（先日発表のSL（R231）のマイチェンモデルと同じく）AMG GT風のデザインに変わったり、テールライトの内部やステアリングの形状なども一新されてスポーティな雰囲気がさらに増した感じがしますね。



また、SLK時代から採用のバリオルーフは、“オートマチックブートセパレーター”なる機能の追加により、使い勝手を向上させているそうです。



本国向けのエンジンラインナップは以上のとおりですが、このうちの“SLC 43”はC450 AMG/GLE 45 AMG用と同じ3リッターV6を積んだ新グレードでありながら、5.5リッターV8を搭載していた“SLK 55 AMG”の後継も兼ねているようです。ただその反面、ガソリンの“180”と“200”、それにディーゼルの“250d”はSLK時代からのキャリーオーバーですね。なお、これらの仕様に組み合わせられるギアボックスは6速MTと9速AT（グレードによっては後者が標準）の2種となっているそうです。

ちなみにこの9速AT搭載車には、他モデル譲りの“ダイナミックセレクト”が新装備されたほか、安全面の見直しにCOMANDシステムのバージョン進化が図られたこともトピックとなっているようです。



SLCは来月開幕のデトロイトショーでのショーデビューが決まっているそうですが、日本市場への導入は本国での販売開始が来春を予定していたり、元のSLKが今年8月に仕様変更を受けたことを考えると、早くて同年夏あたりに発売という形になるでしょうね。