
パリサロンで公開された新型Q5、見た目は
8月に本国で累計生産台数100万台を突破した先代(初代)からのキープコンセプトながら、プチ・(現行)Q7と呼べそうなデザインや、全長:4660mm、全幅:1890mm、全高:1660mm、ホイールベース:2820mmという先代比で一回り大きくなったサイズも手に入れて進化しているようです。
プラットフォームは現行Q7とA4シリーズ、パリサロン開幕直前にスポーツバックがフォトデビューを飾った新型A5シリーズとそれぞれ同じMLBエボ(縦置きレイアウト、実質先代用の進化版)に刷新され、そのため新型にも先代からの軽量化を実現すべく、先述の各車と共通の高張力スチールとアルミを組み合わせたハイブリッドボディが採用されているそうです。
本国における当初のエンジンラインナップは、ガソリンが2.0TFSI(252馬力)のみで、あとは2リッター直4と3リッターV6のTDI(ディーゼル)という構成らしいですが、日本市場へは2.0TFSIの導入こそほぼ決定的で間違いないとして、問題はそれに加えてディーゼル車もライバル(主にBMW X3のxDrive20dとボルボXC60の“D4”搭載グレード)対策などの意味合いで用意されるかどうかなんですよね。私的な予想では2.0TDIで3種あるうちの190馬力仕様が導入グレードの最右翼になるんじゃないかと思っています。
駆動方式は一部グレードを除き4WD(クワトロ)、さらにセルフレベリング機能を備えたエアサスペンションもオプションで選択可能になっているとのことです。そういえばエアサスは歴代初採用で、機構的には現行Q7に搭載されているものと同じでしょうね。
生産は本国のインゴルシュタット本社工場から、先ごろメキシコに建設した新工場へと移管され、よって同工場での生産車種第1号にもなったわけですが、同じ北中米でもBMWとメルセデスの一部車種はアメリカの工場で造られているので、それに対抗してきた感じが見え見えですね(笑)
本国での発売は来年初頭かららしいので、日本導入は同年夏までに市場上陸を果たしそうな他のモデル(新型A5クーペ、Q2など)への配慮で秋ごろにやってくるのかな?と予想しているのですが、恐らく価格はジャパンのことだから、先代よりも高くなる可能性が大かもしれませんね…。
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ドイツ車(アウディ) | クルマ
Posted at
2016/10/02 20:20:21