(ＡＭＧＧＴ・ω・４ドア登場)

ジュネーブショー開幕にあわせ、AMG GT（4ドア）がついに正式発表されました。

一時は1月のデトロイトショーでデビューか！？という噂もあった4ドアですが、同ショーへの出展車両は新型Gクラスなどに絞ったため見送り、その分ジュネーブでお披露目する格好を採った感じですかね。

外観は昨年公開されたコンセプト版同様、クーペ/ロードスターのGTに対する共通イメージを与えてはいるものの、ヘッドライトが別形状になっているなどの違いがありますね。





インパネ上部はベースの新型CLSと同形状ながら、エアコンスイッチからの下部はクーペ/ロードスターのそれに準じた別デザインとなっています。COMANDシステムのタッチパッドも付いてますが、意匠は新型Aクラスに採用されたものと同じですね。

後席は画像の5座席ベンチシートが標準、4座席シートはオプションと思われます。


《53が積む3リッター直6ターボ》


《63/63 Sが積む4リッターV8ターボ》

●53 4マチック＋（直6ターボ＋マイルドハイブリッド、435ps）
●63 4マチック＋（V8ターボ＋気筒休止システム、585ps）
●63S 4マチック＋（V8ターボ＋気筒休止システム、639ps）

以上の3種が今回4ドアに設定されたラインナップで、グレード名どおり駆動方式は4マチック（4WD）のみ、ミッションは“53”が9速スピードTCT、“63”の2種は同じ9速のスピードシフトMCTが組み合わせられたようです。

2種設定となったAMG 63が、先代CLS 63 AMGの後継モデルという位置付けで売られるのは前々から想像していたんですが、出さないと思っていた直6搭載・AMG 53も用意させるとはびっくりしましたね。恐らく53は一足先に出た新型CLSのそれに対し、特徴的な内外装にきらいを持ったユーザーや「AMG GTの世界を直6搭載モデルでも味わいたい」というユーザーに向けてデビューさせたのかもしれませんね。



この4ドアは本国で6月（“63”と“63 S”の場合、対する“53”は9月）から受注開始となるらしいですが、果たして日本への導入はいつ頃になるのか気になるところです。