カールおじさん…もとい未来的な印象のフロントマスクを与え、さらにコネクテッド関連やADAS系も最新版にアップデートしマイチェンされた、現行MINIハッチバックおよびコンバーチブルの日本仕様がついにデビューしました。
各バリエーションの導入グレードに動きがあったのは3ドアHBの“クーパーSD”の廃止に留まり、それ以外は3ドアないしコンバーチブルのジョン・クーパー・ワークス(JCW)も含め、従来型と変わっておりません。
また“クーパーS”用のB48系エンジンは今回のMCより、とくに英・独を含む欧州向けで178hpに引き下げられましたが、国内向けは道路事情等による市場環境の違いもあってか、従来どおり192hp(5000rpm)/280Nm(1350-4600rpm)のスペックが維持されたようです。
海外発表時のブログで触れるのを忘れておりましたが、今回のMCでは、すでにクラブマンおよびクロスオーバーには装備されていた電動式のパーキングブレーキも奢られるようになりました。これはACC(アクティブクルーズコントロール)が全車速対応になったため実現できた恩恵と言えるでしょうが、とくに坂道発進時に効果を得やすいオートホールドまで付かないのは、他の2モデルと同じで利便性を考えると非常に惜しいですね。ただしこちらは後述するトリムのなかから「クラシック」以降を選べば装着できる『ドライビング・アシスト・パッケージ・プラス』で自動的に備わるそうです。
そしてMC版といえば、今回用意された↑からなる3種の“トリム”をベースに、さまざまなパッケージや単品オプションを組み合わせることでユーザーの好みに沿った仕様を選択できるようになったのもポイントといえるでしょう。「あれっ!?」と思われた方もいらっしゃるでしょうが、日本市場でこの新しい商法に切り替えたのは現行クロスオーバーの“バッキンガム”追加のタイミングからなので、そのとき発表を
プレスリリースに載せなかった理由が、ハッチバック/コンバーチブルのMC版導入で何となく読み取れた感じですよね。ちなみに『ジョンクーパーワークス・パッケージ』はクーパーS/SD専用のトリムとなっているようです。

↑は今回の3モデルの導入と同時に制定されたスローガンのようです。ブランドならではの走りの楽しさを引き合いに出しつつ、このご時世による閉塞したイメージを前向きに捉え考えようというMINIからのメッセージとも見て取れそうですが、ニュアンス的にメンバー1人1人が(年齢・期別問わず)互いの良さを理解しあい、とくにライブやバラエティ番組出演時で窺える全身全霊・一致団結した姿は見る人すべてを笑顔にさせる力すら持っている
某坂道グループのイメージと通ずる感じがしたのは私だけでしょうか?
ブログ一覧 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | クルマ
Posted at
2021/06/03 00:09:29