
今週のカーグラフィックTVは992.2型こと現行911のMC版が番組初登場!
番組がジャパンから借り受けたのは新色・カルタヘナイエローメタリックを纏った素カレラ
(クーペ)のようなので、先日より“ドリキン”土屋さんらが出演する
車選びドットコムや
島下泰久氏のYouTubeチャンネルにレビューが上がっている試乗個体とまったく同じ車両ですね。
MC後で初出となるナンバー付き広報車がどんな個体なのか期待していたら、注目のGTS系ではなく素カレラだけでしたし、私も好きな(GT3“風”デザインになっている)固定式リアウィングが目立つエアロキットとボディカラーの色味が合わさりレーシーだけど独特な印象を与えた仕様で出てくるとは、前述の島下氏のYouTubeで初めて拝見しとても驚きました。
そんな素カレラは各ネット記事やYouTube上のレビューを確認した限り、
「(エンジンの静粛性も絡み)快適度合いが高まった」「乗り味がマイルドになった」など今後厳格化する欧州の排ガス規制対応や足回りのジオメトリー変更で、MC前に対する走行面の正常進化を評す声が結構ありました。
ただその一方、MC前は唯一アナログ式だったタコメーターまでもがデジタル表示になったメーターディスプレイの件や、
GT3系ではノブ式が踏襲されたエンジンスタート/ストップをタイカン等々と同じボタン式に改めた点を寂しく感じる声も見受けられたので、試乗した松任谷さん・CG中村副編集長の心にはどう響いたのか聞いてみたいものです。
発売開始から間もないカレラT・SやGT3系はともかく、気になるGTS系の国内レビューも早く見てみたいところですが、私の勉強不足で個体がなかなか出回らない真相をつゆ知らず、なので数日前に他のブロガーさんの関連記事を調べに調べまくった結果、現在は同モデル用T-HEVのリチウムイオンバッテリーを手掛けた本国サプライヤーの問題などで生産が滞っており、国内向けの納期遅延もいくつか報告されているのが確認できました。
従ってMC後の国内上陸は広報車含め一部オプションが付いた素カレラのほうが早く、加えて番組サイトの概要欄に
「GTSを番組で試乗できるチャンスが訪れるまでには時間がかかる」的な文言が含まれているのも納得です。乗れるチャンスが…のニュアンスを考えれば、今回の素カレラのインプレッションを回顧しつつ、再び特集が組まれる可能性は高いに違いないだろうなぁ…。
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ドイツ車(ポルシェ) | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2025/02/11 19:59:03