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イイね!
2017年12月15日

黒人主演の映画

黒人主演の映画 久しぶりの映画ネタ。前回がいつだったかと振り返れば、ほぼ1年前の「無知はものを書くな」以来。

ところで、タイトル通り、黒人主演の映画について書くわけですが、最近はアメリカの黒人を「アフリカ系アメリカ人」と表記するのが作法のようになっていますが、ここでは相変わらず「黒人」で行きます。面倒臭いしね。

で、最近観たのはタイトル画像の「ゲット・アウト」



黒人男性と白人女性のカップルってだけでも危険な匂いがするのに、南部にある彼女の実家に二人で行く。もうそれだけで何かが起こりそう。彼女の両親は彼を歓迎してくれるのに、何かおかしい。不自然。居心地が悪い。耐えられなくなった主人公は、急いで帰ろうとするが・・・。

観た後で上の予告編を振り返れば、実はここに全て出てるんですけどね。
少々ストーリーは無茶と言うか強引ですが、面白かったです。払った分は十分に楽しませてくれました。

しかし、これを観るまでがそこそこ大変でした。
この映画の存在を知ったのは、他の映画を観た時の予告編だったかな? たまたま見た雑誌の映画評でも採り上げられてて、私のアンテナに引っかかるものがあったんですね。それでこれをやってる映画館を検索してみると・・・何と東海地方で1館しかない(その時点で。現在は東海地方で静岡県でしかやってません)。それもイオン名古屋茶屋店のシネマコンプレックス。まあ、知ってる人しか分からないとは思いますが、都心でも何でもありません。名古屋市内とは言え、ド田舎。周辺はちょっと前まで何もないといっていい状態でした。職場から地下鉄とバスを乗り継いで1時間。
そんなド田舎である上に、私が初めて検索した週の上映は午後8時半からの1日1回限り。映画は2時間程度ですので終わるのは10時半ごろ。そんな時間じゃその日のうちに岐阜まで帰れません。その翌週に改めて検索すると午後6時半からの上映になってました。これなら帰れるってことで、仕事帰りに観たわけです。
ド田舎でもと言うか、ド田舎だからと言うか、スクリーンは12もあります。その中でも小さいスクリーンだったと思いますが、その日の観客は・・・・二人。もちろん連れじゃありません。知らない人。とにかく二人。
こんな状態ですから東海地方で1館だけも当たり前? 面白いと思うんだけどなぁ。

私が映画ジャンルのブログで採り上げた映画で黒人主演と言えばこんなのがありましたな。
「それでも夜は明ける」



原題は 12 years a slave 。
これも都心ではありましたが、小さな劇場で観ました。アカデミー賞作品賞受賞作品でありながら。
実は、この映画、イタリアでのポスターが話題になりました。

alt

左がイタリア、右が日本。ブラッド・ピットは流れの大工役で出演。確かに主人公は彼のお陰で奴隷から解放されるのですが、ほんのちょっと出てるだけ。なのにイタリアのポスターと言ったら・・・。これは叩かれました。日本のポスターはまともでしたね。
因みに日本のポスターのセンターに「スティーヴ・マックイーン監督最新作」とありますが、もちろん故人のあの人とは同名異人です。

次は、これも過去にブログで採り上げたことがある「レッド・テイル」



大戦中に活躍した黒人飛行隊の事実に基づくストーリーですが、これだけのエンターテインメント性がありながら、ジョージ・ルーカスのプロデュースでありながら、ついに日本では公開されませんでした。
wikipediaによると・・・
白人が主要キャストに居ないオール黒人映画であるために、メジャーな映画スタジオが資金繰りとマーケティングに難色を示したために長らく製作が遅れたことを明かした。彼は、映画スタジオは利益の60%を海外市場から得ており、『レッド・テイル』のような作品の市場は海外には存在しないと説明した。

どうやら、公開されなかったのは日本だけじゃなかったみたいですね。

最後にご紹介するのは、また最近の映画「ドリーム」



この映画の存在を教えてくれたのは、フェイス・ブックのお友達である高校時代の同級生。予告編だけでも十分に面白そう。生涯ナンバー1かもという彼女の言葉を信じて慌てて検索してみましたが、現時点で東海4県で上映してるのは刈谷と浜松のみ。数か月後にレンタルで観るしかなさそうです。
因みに、上のティーザーで2回「ジョン・グレン」の名が出てますが、過去のブログ「箱を開けたら(5)・・・1/72 F86F総覧」でその業績について触れてます。

これだけ重ねれば、もう何を言いたいかお分かりですよね。身も蓋もない言い方ですが、映画の配給において人種差別は無くなってない。
黒人主演じゃ動員が見込めないってのは事実なんでしょうか? かつては、エディ・マーフィー主演の「ビバリーヒルズ・コップ」なんてヒットシリーズもあったのに。デンゼル・ワシントンなんてインテリ黒人役やらせたらいつもカッコいいのに。ウィル・スミスも主演作を何本か観てるし、ウーピー・ゴールドバーグも。

自主規制も働いてると思うんですよね。どうせダメだろうって。黒人主演映画だってもうちょっとちゃんと上映してよ。これじゃ悪循環。





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Posted at 2017/12/16 01:17:25

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この記事へのコメント

2017年12月17日 13:35
そのへんも含めてハリウッドなんですかね。
モーガン・フリーマンなんかも渋くていいんだけどなぁ。
コメントへの返答
2017年12月17日 21:28
そうなんでしょうね。映画製作も投資ですからね。リターンが望めないなら、それなりの対応ってことなんでしょうね。
じゃ、黒人主演の映画なんて作らなきゃいいのにとも思うんですが、作るんですよね。

モーガン・フリーマンはオバマ大統領が誕生する前に映画で大統領役をやってるんですよね。

黒人をはじめとする有色人種主演の映画もちゃんと製作・配給してほしいと思う一方で、白人主演映画の、いかにも意識して満遍なく並べました感の漂う有色人種も気持ち悪くないですか? 最近のスターウォーズなんかその典型だと思うんですが。
2017年12月17日 22:06
ディープインパクトですね、確か。
もちろん見に行っているはずです。

人種的な部分においても忖度が発生しているような感はありますよね、最近は。
コメントへの返答
2017年12月17日 22:51
二度もコメントいただき、恐縮です。

そう、ディープインパクトですね。
私も見ましたが、筋を忘れてます。検索してみたら、何語か分かりませんが、Youtubeに丸々上がってますね。思い出しました。

そう、忖度と言うか配慮と言うかバランスと言うか。いろんな団体から突っ込まれるのを恐れてそうしてるとしたら、アメリカ映画も結構不自由ですよね。
2017年12月18日 20:58
いつも感心するんですけど、思考力というか洞察力というか。いろんなことをいろんな風に考えてみる成田さんてすごいわ~。

差別はなくなりませんよね。自分の中にも多かれ少なかれありますもん。(有色人種に対してではないですけど。)

イオン名古屋茶屋には娘が近くに住んでた頃に何度か行きました。こんなところに?って思うようなところですよね。
あんなでかいの田舎にしか作れんわなぁ。
コメントへの返答
2017年12月18日 23:21
いつも変なことばかり考えてます。

面白そうな映画を、観やすい時間帯に見やすい場所で観たいだけなんですよ。

有色人種に対する差別心ってホントにないですか? 白人の隣の席と黒人の隣の席だったらどっちに座ります? 多くの日本人にもあると思うけどなぁ。

あのイオンは砂漠の中に突然じゃないけど、それに近いですよね。実はあの近くに斎場もできたんですけどね。因みにあの辺は海に近い上に土地が低いので、東海地震が来たら津波にやられる地域です。

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