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成田のオッサンのブログ一覧

2023年10月15日 イイね!

燕岳・・・(4)

燕岳・・・(4)今回で燕岳のブログも終わりです。

日没と月の出を見て一夜明ければ、当然、日の出となりますよね。
早出の縦走する人とかいるので、山小屋は朝の4時台からザワザワしてきます。私達も5時過ぎには寝床を出て身支度。



夜明けを待つ宿泊客。タイムスタンプは午前5時17分。寒いです。私も持って行ったフリースを着込みましたがそれでは足りないくらい。薄手のダウンを着ていた人も大勢いました。もちろん、山小屋の中は暖房してあります。









その日の最初の光を浴びる槍ヶ岳。



いわゆるモルゲンロート。



手前の稜線の上を越した光が槍ヶ岳周辺の上部を照らします。いいもの見れた。

山小屋に戻って朝食。



今度はデザートでゼリーが。ご飯のまずさ以外にもう一つここでの食事に文句を付けさせてもらうなら、デザート用のスプーンがないんですよ。昨夜の杏仁豆腐もですが、デザートを箸で食うしかないわけです。デザート出しといて何だかなぁ・・・って気持ち。ええ、分かってます、贅沢なこと言ってます。

身支度をして下山。土曜日ですから多くの登山者とすれ違いましたが、皆さん辛そうな様子。一緒に行った元同僚と「俺たち、ここ、登って来たんだよな?」と改めてその急登ぶりに驚きながら降りました。
その後はいつも通り近場の温泉に寄って、疲れを癒して帰宅。翌日は太ももがパンパンで階段の上り下りに苦労しましたが。

振り返ってみると、紅葉のピークにはまだ早い状態で、もう少し後だったほうが景色は楽しめたのかなとも思いましたが、この翌週には燕岳周辺は初冠雪。積もってはいなさそうですが、凍えながらの登山は私はご遠慮したい。と考えると、絶妙の時期だったんですよね。
ま、とにかく、今回の山行は好天に恵まれたおかげで、紅葉、山の夕焼け、中秋の名月、山の夜明けを全て楽しむことができました。結局、登山が楽しいかどうかは運しだいってことか。
Posted at 2023/10/15 08:35:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2023年10月14日 イイね!

燕岳・・・(3)

燕岳・・・(3)燕岳の続きです。実はこれからが今回の山行の写真のハイライト。

燕岳の山頂から山小屋に戻ってからは、疲れを癒しながらダラダラと過ごしていました。


外のテーブルでビールを飲んだりしてね。因みにこの小ジョッキで800円也。

その内に徐々に登山者が山小屋に到着し、館内も賑やかになってきます。金曜日だというのに満員ではないものの、ほぼそれに近い状態だと思われました。

ここで燕岳の登山者の属性のようなものについて触れておくと、やはり表銀座ゆえなのか、相対的に登山者の年齢層が若い。そして女性や外国人のグループも多いですね。
生足にショートパンツの若い女性登山者は他でも見たことがあって、ここにもいましたが、驚いたのはヘソ出しの恰好の女性登山者がいたこと!(残念ながら写真はありません)。

満員に近いので夕食は食堂で宿泊客を3回入れ替えてさばきます。



上は食事後に撮った食堂の写真。この写真を撮ってる私の背面にも食堂がありますが、かなり広い食堂。これを3回転させるわけです。
で、夕食の時間は部屋番号で割り振られ、私たちは到着が早かったせいか、何と午後4時45分からの最初の回。そんなに早かったら、寝るときにはお腹が空いちゃって寝付けないんじゃないかと心配になりましたが、実はこれがいい塩梅の時間でした。



これが夕食。メインはハンバーグで左上は杏仁豆腐。デザートが付く山小屋の食事は初めてかも。そして右上の小さな袋はお月見団子。そう、この時に初めて気づくんですよ。今夜が中秋の名月であることに。
ただね、これはもう山小屋の食事の宿命なのかも知れませんが、ご飯がべちゃっとしててうまくない。沸点が低いからどうしようも無いんでしょう。

食事が終わって暫くすると日没。



徐々に赤く染まる燕岳。


落ちる日を見送る宿泊客。






シルエットになる槍ヶ岳。

日没後の雲海。





そして更に暫くすると今度は反対側の東の方から月の出。それも中秋の満月!





この場の雰囲気を伝えるにはとあれこれ試行錯誤してるうちに撮れた写真が意外に良かった。



絞りは開放にして人の間の月に焦点を合わせる。談笑しながら月を眺める宿泊客の雰囲気が伝わるし、無粋なモザイク処理も不要。スマホじゃなかなかこれは撮れないと思います。一眼ならでは。




下界の町の灯

日没と月の出、天気が悪かったら二つとも見られなかった。運がよかった。

この頃になるともう涼しいを通り越して寒い。山小屋に戻るとストーブがありがたく感じます。

玄関の鍵は掛けないので、名月の写真が撮りたい方は自由に出入りしてもらって構いませんと館内放送で言われました。今思えば、確かに長時間露光で月に照らされた槍ヶ岳とか幻想的な写真が撮れたのかもしれませんが、疲労には勝てませんでした。朝まで熟睡。
Posted at 2023/10/14 22:15:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2023年10月09日 イイね!

燕岳・・・(2)

燕岳・・・(2)昼食は山小屋の自炊室でコンビニで買ったおにぎり🍙やパン、期限切れのアルファ米の非常食を湯を沸かして戻したりして食べました。
ザックなどの荷物は部屋に置いて、カメラとペットボトルだけの身軽な格好で燕岳に出発。燕山荘から片道30~40分てところです。


燕山荘から見た燕岳。

午後になって稜線を挟んで、私たちが登ってきた側に雲が湧いてきました。その雲が稜線を越えようとするのを反対側の風が押し戻すという、晴れた日には稜線でよく見られる光景が燕岳に向かう途中で見られました。雲の様子が面白かったんで燕山荘を振り返る同じような写真が続きます。












画角を広げて槍ヶ岳も入るようにして撮ってみました。

ここで、画角が似た下の2枚の写真を比較して見ていただきたい。





上がNikonのD500で撮ったもの。下はiPhone14Proで撮ったもの。違いにお気づきでしょうか? 空の色もですが、雲の白さの階調表現に差が出ますね。D500は雲が白トビし易い。これに対してiPhoneは雲の白さにもちゃんと階調を付けて表現してくれてます。もちろんiPhoneでは露出を弄ることはできませんから、ただシャッターボタンを押しただけ。
これに気づいてからは、D500で雲を含めて撮る際には、現像で暗部を起こす作業を前提として、わざと露出をアンダーにして雲の階調が残るようにして撮りました。上の写真もその一枚ですが、やはりこのような場面ではiPhoneに勝てない。スマホのカメラ、侮れません。

で、肝心の燕岳の山頂の写真ですが、一枚もありません。普通は山頂に山の名前と標高を記した石碑や立て札などがあってそれと並んで証拠写真を撮るもんですが、山頂には小さな木の看板や石板が置いてあるのみで記念写真を撮りづらいし、燕山荘からではやっと山頂にたどり着いたという感動もなく、すぐに下山。

ただ、途中には奇岩(?)もあって。


二つの穴が開いた、眼鏡岩と呼ばれる岩。


ロケットの先端のように尖った岩があったので、槍ヶ岳と絡めて。
Posted at 2023/10/09 09:54:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2023年10月08日 イイね!

燕岳・・・(1)

燕岳・・・(1)1週間前になりますが、北アルプスの燕岳(つばくろだけ)に登ってきました。好天に恵まれ、景色も楽しめましたし写真の撮れ高も上がりました。何回かに分けてお伝えします。

日程は9月29日(金)、30日(土)。メンバーは昨年の白馬岳と同じ4人。
山小屋の混雑を避けてわざわざ有休を取って金・土の日程を選んだし、既に登山シーズンもピークを過ぎた9月末。そんなには混んでないだろうと高をくくっていましたが、さすがに表銀座、早朝の駐車場から目論見が甘かったことを思い知らされました。どうにか駐車できたのは登山口から一番遠い第3駐車場。車を停めてから登山口の中房温泉に行くまでに既に疲れてしまいます。
そこから登り始めるわけですが、北アルプス三大急登と言われるだけあって、最初からかなりの急勾配が続きます。まあ、登山道はちゃんと整備されてはいるんですが、一歩一歩の段差があって、早々に息が上がってきます。
登山口の中房温泉(標高1,462m)から2時間30分ほどで、途中にある合戦小屋(標高2,350m)に到着。



ここのスイカが有名なんですが、さすがにスイカはもうありません。代わりに食べたのがこのお汁粉。



下界でこれを出されたら私でも食べきれないくらい甘ったるいお汁粉でしたが、疲れた体にはその甘さがしみ渡ります。小さなお餅が3個入っていて800円也。おいしゅうございました。

いくら高い山とは言え、まだ9月。紅葉はわずかだろうと期待していませんでしたが、思っていた以上に紅葉してました。


登山道の途中で垣間見える槍ヶ岳を紅葉と一緒に。


途中の休憩地点の周辺の紅葉の様子。


燕山荘まであと少しの登山道の紅葉の様子。

急登であり、実際にかなり疲労してはいましたが、6時半に登り始めて、10時45分頃には宿である燕山荘(えんざんそう:標高2,712m)に着いちゃいました。時間的にこんな短くて、山小屋に午前中に着く登山も珍しい。
実は当初の計画では目標は燕岳ではなく、燕山荘から稜線伝いに登って大天井岳(おてんしょうだけ:標高2,922m)を目指す予定でした。ところが大天井岳の山小屋が金曜の夜でも満室で予約が取れず、仕方なく目標を燕岳にしたという経緯です。

で、燕山荘のすぐ下にある稜線に達すると一気に視界が開け、それまで見れなかった稜線の向こう側の、このパノラマが目の前に広がります。感動できます。


左端の尖った山が槍ヶ岳。


燕山荘の玄関。すぐ横は空。

ここで燕山荘についてご説明。燕山荘の最大収容人数は650名。日本最大級の山小屋だそうです。中に入ると、おそらく何度か増築を重ねたと思われる複雑な間取りで、とにかく迷路。自分がどこにいるのか、どうやったら玄関に戻れるのか分からなくなるくらいです。
ただ、大きいだけあって設備は整っていて、水道はどの蛇口の水も飲用にできるし、驚いたことに(無臭とは言えないものの)トイレが水洗! 使用後のペーパーも便器に流せます。そんなこと当たり前と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、7月に登った薬師岳の山小屋では使用後のペーパーは個室の隅に置いてある箱に捨ててましたからね。そして携帯の電波ですが、4Gですがドコモならちゃんと繋がります。Wi-Fiはありませんでした。



宿泊客が入る前の客室を撮ることができました。中央の廊下を挟んで両側に大きな二段ベッドが連続してるような構成。当然、各室の天井は低くくて中では立てません。

Posted at 2023/10/09 00:19:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

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「交通事故の目撃者探しのタテカンは時々見るが、これは珍しい。倒れてたのは刑事課だから、行き倒れとかじゃなくて暴行事件の被害者なのか?」
何シテル?   08/17 17:51
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
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