
二ヶ月もの長い冬休みも終わり、先週の木曜日から新しい職場に出勤しております。担当の現場が決まるまでは名古屋の中心部、栄にあるオフィスに出社。これが若い頃だったらワクワクしながら通勤したんでしょうか。
社内の関連の方々に挨拶して回りましたが、ただでさえ人様の顔と名前を覚えるのが苦手なのに、初対面の人を紹介されても双方がマスク。こりゃ顔と名前を覚えるまでに相当かかりそうだ。
新しい職場の様子はいずれその内に。
休み期間中は親父の件があったものの、やはりそれなりにまとまった自由な時間も取れて、以前からの懸案事項をいくつかこなしました。
その一つがブルーベリーの移植。
しかし、ブルーベリーのネタなんていつが最後だっけ?と振り返ると、
2014年5月の「45年振りの挿し木」以来。実に7年振りですか。
その間に我が家の庭のブルーベリーも当然成長して、一番最初に植えた株は私の背丈を超えています。ところが、じゃあ十分にブルーベリーを味わえたかと言うと否ですね。
我が家の猫の額ほどの庭に常に4・5本のブルーベリーを植えていましたが、土壌が悪いのか、生け垣などで日が当たりにくいのか、思うような量を収穫できていません。タイトル画像はネットで拾ったものですが、こんなふうにブドウの房のように密集して実が付いたことがない。
それでも園芸店で珍しい品種を見ると買って植えてみたりしましたが、ずっと成長し続けているのは最初に植えた2本だけで、それ以外は枯れたら次のを買ってきて植えるの繰り返し。これまでブルーベリーの苗だけで2万くらい使ってるんじゃないかな?
思うような収穫ができないもう一つの理由はヒヨドリやムクドリなどの野鳥。かなり鳥に食われている。初夏の収穫期に、この実はもう少し待ってから収穫しようと目星を付けておいた粒がいつの間にか無くなっていることがしばしば。もちろん、ネットをかけて鳥害を防ぐ手立ても講じてみましたが、背が高くなりすぎた株が仇になって、うまくネットでおおえない。狭い庭でフレームを組んで背の高い株をネットでおうのも費用がかかりそうだし、何か滑稽な気もするし・・・。
と言うことで、この休み中に我が家のブルーベリーを実家の畑にすべて移植しました。
親父が晩年にイチジクを栽培していたビニールハウスの骨組みだけが残った場所です。親父と母が栽培していたイチゴは地元の市場で指名買いされるくらいそこそこの人気を博していましたが、高齢になって手間がかかる苺はリタイヤしたものの、比較的簡単だと言われるイチジクの栽培に80を過ぎてから挑んだわけすから、まあ、その点は見上げたもんです。
ここを私がトラクターで耕し、管理機と鋤で畝を作り、我が家から軽トラで運んだ株と挿し木で増やして別の畑に植えてあった株をまとめてここに移植しました。ここならフレームの上にネットを掛ければ鳥害を防ぐのも簡単。
で、移植するだけでなく、以前からネットの記事などを読んで気になっていたことも実行してみました。それは杉皮などの樹皮でブルーベリーの根元を覆うこと(マルチングと言う)。
そうすることで雑草を抑えることができる上に、よく実がついて収量も増えるらしいんです。一石二鳥。
ただ、どこでそれを調達するかが問題。所詮趣味ですからお金をかける気もありません。ネットで検索しても見つからないし、あったとしても遠くては取りに行けません。
唯一の心当たりは、自然遺産の森に野鳥撮影に行った帰り道で見かけた原木が積んである場所。調べてみると岐阜県森林組合連合会岐阜林産物共販所というところ。電話して樹皮を売ってもらえるかと聞いてみると、「一応、有価物ですからね」と勿体を付けていましたが、積み込み費用として千円を払えば売ってくれるらしいことが判明。
実家の軽トラで行ってみました。
樹皮の山。
原木をつまむ重機で2杯分の樹皮を軽トラの荷台に積んでもらい帰路へ。
土が見えなくなるくらい全面を樹皮で覆うと雑草の面倒が軽減されるのかもしれませんが、今回はこれくらいで。
あとは、水遣りが問題なんだよなぁ・・・。実家は我が家から車で40~50分かかります。平日に水遣りに行くのは無理。いっそ水道を引くか・・・。水道代の負担がなぁ・・・。
Posted at 2021/01/24 22:38:16 | |
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ブルーベリー | 日記