
今回で燕岳のブログも終わりです。
日没と月の出を見て一夜明ければ、当然、日の出となりますよね。
早出の縦走する人とかいるので、山小屋は朝の4時台からザワザワしてきます。私達も5時過ぎには寝床を出て身支度。
夜明けを待つ宿泊客。タイムスタンプは午前5時17分。寒いです。私も持って行ったフリースを着込みましたがそれでは足りないくらい。薄手のダウンを着ていた人も大勢いました。もちろん、山小屋の中は暖房してあります。
その日の最初の光を浴びる槍ヶ岳。
いわゆるモルゲンロート。
手前の稜線の上を越した光が槍ヶ岳周辺の上部を照らします。いいもの見れた。
山小屋に戻って朝食。
今度はデザートでゼリーが。ご飯のまずさ以外にもう一つここでの食事に文句を付けさせてもらうなら、デザート用のスプーンがないんですよ。昨夜の杏仁豆腐もですが、デザートを箸で食うしかないわけです。デザート出しといて何だかなぁ・・・って気持ち。ええ、分かってます、贅沢なこと言ってます。
身支度をして下山。土曜日ですから多くの登山者とすれ違いましたが、皆さん辛そうな様子。一緒に行った元同僚と「俺たち、ここ、登って来たんだよな?」と改めてその急登ぶりに驚きながら降りました。
その後はいつも通り近場の温泉に寄って、疲れを癒して帰宅。翌日は太ももがパンパンで階段の上り下りに苦労しましたが。
振り返ってみると、紅葉のピークにはまだ早い状態で、もう少し後だったほうが景色は楽しめたのかなとも思いましたが、この翌週には燕岳周辺は初冠雪。積もってはいなさそうですが、凍えながらの登山は私はご遠慮したい。と考えると、絶妙の時期だったんですよね。
ま、とにかく、今回の山行は好天に恵まれたおかげで、紅葉、山の夕焼け、中秋の名月、山の夜明けを全て楽しむことができました。結局、登山が楽しいかどうかは運しだいってことか。
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Posted at
2023/10/15 08:35:01