
先週その一部が詳細解禁された、トミカ10月発売分の気になった商品プレビュー。Part.2はいずれも三菱自動車の新旧モデルです。
まずはレギュラー品30番の
“超”新型デリカミニ。なんと現行トライトンからのバトンタッチゆえ、三菱から三菱への30番枠堅守ということになりますね。
デリカミニのトミカといえば、先月に
24番の先代が
「キャンピングカー」と入れ替えで廃盤になったばかり。なので裏を返せば『実車は昨年フルモデルチェンジしたのに、まだトミカは先代を売っているの?』というエンドユーザーの煮え切らなさが残らぬよう、新型のトミカ化案は早期から着々と進めていたことが想像できるわけで。それは金型一台につき、プロセスとして企画開始から出荷までに半年以上は掛かると言われているので、尚更ですよね。
で、その新型の完成形はトップ画像のとおり。実車のイメージカラーゆえ、恐らくファンの誰もが予想していたであろう「アッシュグリーンメタリック」ではなく、新型発表とともに用意された新色のうちの一つである「サンドベージュパール」をボディカラーに選んだ点は、同じ通常カラーでグリーンを纏っていた先代との差別化を図りたかったのだろうと思われます。
…その根拠は、もし通常カラーが先代を踏襲した『アッシュ…』なら、例えばおもちゃ屋さんの売り場やトミカ博の会場で、先代との違いに気づいた子どもの「これ欲しい」とねだる声に対し、親から「それ、同じ車と色のが家にあったでしょう?」と言われちゃうシチュエーションを想像できたから。さらには『サンドベージュパール』自体、モノトーン/ブラック2トーンあわせて人気1~2位を得た、
実車の先行受注開始時のデータが残っているから。従って新型のサンドベージュパール採用は、商品企画段階で満場一致の意見を得たほど必然だったのかもしれませんね。

《先代》

《新型》
先代は詳細解禁時の試作品画像を見ても、おととし5月の発売時に購入して手にとっても、(コストとの兼ね合いで致し方ないとはいえ)Dピラー部分が塗りつぶしになっていたほか、「D E L I C A」のリアエンブレムすら無く惜しいなと思っていた身ですが、新型の金型はDピラーまで抜けているほか、リアエンブレムもしっかり再現されたため、実車からのディフォルメ感をグンと高めてきた印象ですね。恐らくリアエンブレムはタンポ印刷で細かく表現した可能性が高いとみられます。
ちなみに今回の新型を見て、昨年12月より発売中の
現行スペーシアギアと飾って楽しめば、後者で再現した実車設定色がガンメタ2トーンの「オフブルーメタリック」なのもあり、すでに
五味やすたかさんのYouTubeの『Eカラ比較』で実現済みの並びがトミカでも出来るぞ…と感じたのはここだけの話です(笑
続いては
「トミカREBORN」の2代目パジェロ メタルトップ。
そのシリーズ名のとおり、過去にあった金型を現代の再現技術とともに蘇らせた「トミカREBORN」は、1月発売のBD型ファミリアに始まり、以後は3月のR34スカイラインGT-R、そして先月の80スープラを経て、早くも第4弾に突入しました。私的に次はホンダかスバルあたりの名車が商品化されるだろうと予想していたので、三菱車からの選定にはびっくり
行天…いや仰天です。
しかしながら(新車当時のRVブームやパリダカでの活躍も後押しし、ヒットを飛ばした)2代目パジェロが選ばれた点は、正式デビューがもう間もなくと言われている
5代目・復活版の実車登場に絡めたかったから?と推測でき…そのぶん
初代から続く歴代のシリーズ登場頻度を通じ、復活版の将来的なトミカ化は確約されたようなものだと解釈したら、想定外も何も感じなくなったのが正直なところです。
余談として、2代目がレギュラー品に登場したのは、実車デビューから2年後の
1993年。
自慢話で恐縮ですが、ちょうどこの年1歳になった私が、父や父母方の祖父の影響で、買ってもらったトミカに限らず、当時の雑誌や写真付きの絵本を読み聞かせたり、新聞広告にテレビCMを通じて国内外メーカーと車種を覚え、いまに至る車バ〇になったタイミングと重なっているんですよね(笑
当時のトミカ的には日本製末期かつ中国製移行前夜のタイミングでしたが、2代目のカラバリは
1999年に実車と同年発売した3代目の登場による廃盤後も出ており、時期によって日本製と中国製が混在していたことになります。
その2代目のレギュラー品も日本製か中国製かは失念しましたが、幼少期に複数台持っていたトミカの一つで、塗装が剥げるまでガシガシ遊んだ記憶があり。もちろんレギュラー品と「REBORN」では(CADデータや3Dプリンターなどを活用した技術の進歩で)実車からの再現性に違いこそあれど、試作品画像を見て懐かしさは感じました。サスペンション可動はもちろん、履かせたタイヤや左右ドア開閉アクションも、かつての金型から踏襲された点であり、それを持っていた身として『分かってるねぇ!』とさえ思ったわけで。
「REBORN」は1月のファミリアから変わらず、通常リリース翌月にタカラトミーモール
(メーカー直営通販サイト)限定でカラー違いを発売するのが慣例になっているのですが、この2代目ではどうなるのでしょうか?
というわけで10月発売分より、どちらも車種選定で事情が察するな、と思った三菱車2台について触れました。
Posted at 2026/08/15 23:13:33 |
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