フェラーリ初のBEVとして産声を上げたが、先月25日のワールドプレミア早々に起きた
株価急落の原因 を作り、
自ら犯したスキャンダルで、日々応援してきたファンからの信頼を失ってしまったAKB48や乃木坂46のメンバーと同じくらい 可哀そうで何かとお騒がせな1台になってしまった“ルーチェ”。
実用性も加味した5ドア車ながら、前後4モーターで1050hp・0-100km/h加速2.5秒の俊足ぶりも謳われたのに、批判のやり玉に挙げられた主な要因は、今回明らかになったエクステリアデザインにあるようで。それは、元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロ氏をして
「跳ね馬のエンブレムは外すべきだ」 や
「少なくとも、中国メーカーには真似されないだろう」 と皮肉たっぷりにコメントしたことからも窺えるわけで。
エクステリアも、ワールドプレミア前にティザー公開していた
インテリア 同様、かつてiPhoneやiPadのアップル社で最高デザイン責任者を務めたサー・ジョニー・アイブ氏と、その元同僚というマーク・ニューソン氏率いるクリエイティブ集団「LoveFrom」が手掛けたものだそうですね。
操作性に優れた物理ボタンを付けるなどアナログ感も残されたインテリアとは逆で、BEVらしく空力性能も考慮した先進性高いデザインだなぁ…と思ったのが、ネット記事で初めて画像を見て感じた率直な感想。
BEVはプラットフォームを専用のスケートボード形状にすれば、ICE車よりデザイン面の自由度が増すと言いますが、ルーチェの場合は空力性能に限らず後席空間を広くとるかも考えねばならず。効率優先でハッチバック型セダンなスタイリングに辿り着いたとはいえ、フェラーリ車のアイデンティティの一つだった美しさとは程遠いデザインで出てしまい、ファンや投資家さん、前述のモンテゼーモロ氏ですら批難囂々に騒ぎ、今に至りますからね。
なのでルーチェは既存ユーザーの2ndカー需要というより、例えブランドのヘリテージ性を知らずとも、上述したデザイナーの関係から、スマホとの親和性を重視したデジタル系ガジェット好きで若年世代のセレブリティ層を取り込みたい狙いがあったのかもしれませんね。こういう奇抜なデザインはBEVといえばBEVらしい中国市場あたりだとウケそうな予感がするのは私だけ…?
ちなみにドイツ車でメルセデスEQSが登場したときも、内外装はご周知のとおりの先進性ありきでデザインされたことが、かえって(ICE車のSクラス含むイメージで)伝統を重んずる層から批判の的になっていたらしいので、フェラーリ・ルーチェもEQSと同じく、ICE搭載の既存車種とは別路線で売ろうとしてる?と解釈しないと、メーカーがモデルに込めた本質の情弱ぶりを疑われるほど、自らの価値観のアップデートも必要だよねと示唆に富む1台なように感じた次第です。
そして車名の「ルーチェ」と聞くと、日本国内においては、主な購買層に雲泥の差があるフェラーリと違い、地元メーカーゆえの親しみやすさや(
最終型 の生産終了から四半世紀経っているため)新車で買えた時代を知る層がまだ多くいるのを背景に、フェラーリ<マツダなイメージがありますよね。
実際、carview!でフェラーリのを扱ったニュース記事をいくつか開いた際、下へスクロールしていくと表示される「この記事に出てきたクルマ」を見たら、どの記事を開いてもマツダのルーチェばかり出てきました。まだサイト上にフェラーリ側のが登録されていないから、自ずとそうなるのは言うまでもないですが…。
ただ
価格が7623万円とされた日本でも名称変更することなく発表した ので、要はメーカー名とセットで商標登録したり、マツダ側の了承で商標権を巡るトラブルは起こらずに済んだことが考えられるため、フェラーリ側にとってはクルマの評判は…だけれど、商標登録の面ではホッと一安心?かもしれませんね。
書きたいことが山ほどありすぎて、長々と失礼いたしました。
VIDEO
※下書き途中だったので、時差投稿です。
Posted at 2026/06/07 22:40:12 |
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