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【ジュネーブモーターショー15】アウディ R8 新型にEVスポーツ…最高速は250km/hについて書いています。
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【ジュネーブモーターショー15】アウディ R8 新型に「LMS」…R8 史上、最も軽く安全なレーサーについて書いています。
新型R8の“e-トロン”(市販EV)と“LMS”(レース仕様)が、ベース車と同じくジュネーブショーにて初公開されました。
e-トロンは先代ベースのプロトタイプに対し、モーターの総合出力を462馬力にアップしたり、最大航続距離は大容量化されたリチウムイオン製バッテリーの採用で450kmを実現したり、専用アルミホイールの装着によって空力性能を向上するなどした改良が加えられていますが、スペックも見た目も最強のEVに仕上がりましたね。
LMSのエンジンと駆動方式は基本的に先代と同じですが、新型ではベース車譲りの軽量化技術や(来季から導入される)最新の安全装備も手に入れて進化しましたね。この新型は5月開幕のニュルブルクリンク24時間レースに実戦テストも兼ねて参戦するとのことですが、果たしてどんな活躍を見せるのか楽しみですね。
以下、それぞれの記事より引用です。
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【ジュネーブモーターショー15】アウディ R8 新型にEVスポーツ…最高速は250km/h
ドイツの高級車メーカー、アウディは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型『R8 e-トロン』を初公開した。
同車は、同じくジュネーブモーターショー15でワールドプレミアされた新型『R8』のEV版。新型R8のガソリンエンジンは、パワフルな5.2リットルV型10気筒だが、EV版のR8 e-トロンでも、スポーツカーらしいパフォーマンスを追求する。
EVパワートレインは、初代R8 e-トロンに対して、大幅にパワーアップ。モーターは、最大出力462ps、最大トルク93.8kgmを引き出す。二次電池はリチウムイオンバッテリー。蓄電容量は、初代の49kWhから、新型では92kWhに大容量化した。このおかげで、1回の充電での最大航続可能距離は450km。初代の215kmに対して、実用性を引き上げた。
動力性能は0‐100km/h加速3.9秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの充電は2時間以内に完了する。
外観は、フロントバンパーやグリル、ボンネットが、R8 e-トロンの専用デザイン。アルミホイールも、空気抵抗を少なくするための専用デザインとなる。これらの変更により、空気抵抗を抑え、Cd値0.28を実現している。
【ジュネーブモーターショー15】アウディ R8 新型に「LMS」…R8 史上、最も軽く安全なレーサー
ドイツの高級車メーカー、アウディは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型『R8 LMS』を発表した。
R8 LMSは、アウディ『R8』のレーシングカー。現行のR8 LMSは、世界のモータースポーツシーンで活躍中。アウディは同じくジュネーブモーターショー15で、2世代目となる新型R8の市販モデルを初公開。レーシングカーのR8 LMSも近い将来、新型ベースに切り替わる。
新型R8 LMSは2016年、FIA(国際自動車連盟)が導入する新しいGT3レギュレーションに合わせて、実戦投入される予定。新レギュレーションでは、衝突安全性の強化が求められる。アウディは、ルマン24時間耐久レース参戦マシン『R18e-トロン・クワトロ』のノウハウを応用しながら、衝突安全性を引き上げた。
駆動方式は、現行のR8 LMS同様、4WDから後輪駆動に変更。5.2リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、最大出力585hpレベルを引き出す。ボディの多くにCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を採用するなどして、車両重量は1225kgに抑える。
また、新型R8 LMSは、現行型に対して大幅に性能を引き上げながら、部品のおよそ50%は市販車と共用する。アウディは、「新型R8 LMSは、史上最も軽く、安全」とコメントしている。
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Posted at
2015/03/05 07:09:10