…M6クーペ(F13)“コンペティション・エディション”…

M6クーペ（F13）の特別仕様車である“コンペティション・エディション”が、先頃開幕したフランクフルトショーにて初公開されました。

このモデルは（同じくクーペをベースにした）レース仕様のGT3のデビューを記念して発表されたそうで、エクステリアにはブラックを基調とした各種パーツ、インテリアにはレザーシートやカーボン製のセレクターノブなどが奢られ、レーシーさとラグジュアリーさをダブルで表現しているのが特徴となっています。

ボディカラーはトップ画像のアルピン・ホワイトのほか、通常モデルには非設定ながらM4クーペなどではお馴染みのオースティン・イエローも用意されているとのことです。

搭載されるS63系4.4リッターV8は（本国や日本仕様の通常モデルではオプションの）コンペティション・パッケージが標準で付いているため、エンジン出力はベース車比で40馬力アップの600馬力を発生。また、オプションの“Mドライバーズ・パッケージ”を選択すれば、最高速度305km/hというとてつもないパフォーマンスを得ることも可能になっているそうです。

ここ最近本国で登場したMモデルベースの特別仕様車は、日本でも数台限定で販売する形態をとっているため、今回の“コンペティション・エディション”もその例にもれず導入される可能性は高いとみられますが、果たして市場上陸はいつ頃になるのか気になるところです。