(ティグアン・ω・新型登場！)

新型ティグアンが（先週ついに開幕した）フランクフルトショーにて初公開されました。

新型はボディサイズが先代に対して一回り大きくなったほか、MQBプラットフォームの搭載で軽量化が図られたり、室内空間の幅広化や荷室容量の拡大も実現したり、他モデル譲りの各種安全装備も奢られたりとトピックが非常に多いようですが、エクステリアは”プチ・トゥアレグ”とも呼べそうなデザインに生まれ変わり、インパネは新型（ゴルフ）トゥーランと共用化される格好となりましたね。

搭載エンジンは先代と同じくガソリン（TSI）・ディーゼル（TDI）ともに4気筒のみで、前者が1.4と2リッター、後者は1.6と2リッターのそれぞれ2種がラインナップされているとのことです。

上記のさまざまなエンジンと組合わせられるギアボックスは6速MT・6速DSG・7速DSGの3種で、駆動方式はFFと4WD（＝4モーション）の2本立てとなっているそうです。


《Rライン》

本国仕様のグレードは先代と同じ”スポーツ＆スタイル”をはじめとする構成ではなく、ゴルフなどと共通のトレンドライン・コンフォートライン・ハイラインの3種となるそうですが、この点は私的に意外だなぁと感じましたね。また、その3種に加えてスポーティな「Rライン」も先代から引き続き用意される格好となりました。

本国での販売は来年4月からとのことなので、日本への導入は早くて同年初秋から年末にかけてのタイミングになるのではないかと思われますが、ラインナップはこれまでと同様にガソリン車が中心となる可能性が高いでしょうね。

ちなみに米・中市場では、これのロングホイールベース版が販売されるとのことです。


《GTE》

また同ショーでは市販モデルだけでなく、1.4TSIエンジンに電気モーターを組み合わせたPHVの”GTE”もコンセプトモデルとして公開された模様ですが、こちらは（すでに市販化されている）ゴルフⅦや新型パサートのそれとは違い、ルーフにソーラーパネルを設置しているのが特徴で、リチウムイオン電池からだけでなく、太陽エネルギーからも電気を共有することが可能になっているとのことです。