（新Ａ４・ω・ＡＲＱ)

新型A4オールロードクワトロが、先日開幕したデトロイトショーにて公開されました。

ベースとなったのは言わずもがなA4アバントですが、今回の新型は先代に対し、全長で30mm（4720mm→4750mm）、全幅で2mm（1840mm→1842mm）、また最低地上高はベース車比で34mmにそれぞれ拡大されたそうです。

本国向けのエンジンラインナップは、ガソリンが2.0TFSI（4気筒、252馬力）のみで、あとはディーゼルの4気筒2.0TDIとV6 3.0TDIとなっているようです。

この新型はベース車と同じく安全面を含めた装備が充実しているほか、状況に合わせて走行モードを変えることができる「アウディ ドライブ セレクト」は“コンフォート”モードなどに加え、キャラクターに合わせた“オフロード”モードも追加されているとのことです。

新型は本国での発売が今夏からとのことなので、日本市場へは早くて年末、遅くて来年初頭に導入される可能性が高いと思われますが、恐らく導入形態は先代の限定車→（好評を受けて）レギュラーモデル化という流れではなく、最初からレギュラーモデルとして販売するかたちになるでしょうね。

あと、アウディは今回のデトロイトショーに新型オールロードクワトロだけでなく、コンセプトモデルの「h-トロン クワトロ」も公開させたようです。こちらは昨秋のフランクフルトショーでデビューを飾った「e-トロン クワトロ コンセプト」がベースで、メカニズムは「e-トロン -」の電気モーターから燃料電池に変更され、燃料電池のスタックは110kWを発生、モーターは前後アクスルにそれぞれ1個ずつ積まれ、最大出力はフロント側が122ps、リア側が190psを誇っているそうです。