アウディR8・一ッ山号、念願の初優勝！

【SUPER GT 最終もてぎ連戦】第3戦決勝GT300…ライアン&藤井のアウディR8 LMSが悲願の優勝を達成

現体制のチームやドライブする藤井/リチャード・ライアンの両コンビ、さらに現行ベースに切り替わってからのR8にとっては念願のスーパーGT初優勝となったようですが、一ッ山号は第5戦の富士で優勝したARTA号（BMW・M6 GT3）とのデッドヒートに敗れ2位となったので、今回の圧勝はその悔しさを挽回した勝利でもあり、それに来シーズンにも繋がる貴重な一勝という格好になりましたね。



ちなみにR8がGT300クラスで優勝を飾ったのは、2012年シーズン開幕戦（岡山国際サーキット）でのGAINER号以来4年ぶりなんですよね。私的に今回の一ッ山号の優勝は「チームの初優勝とアウディ勢がスーパーGTで2勝目を挙げるまでとても長かったなぁ…」と言うしかないです。

2位に入ったのはExcellence号のポルシェ911 GT3R（991型）、3位は88号車のJLOCランボルギーニ（ウラカンGT3）らしいですが、思えばこの組み合わせは第5戦以来のドイツ車勢による1-2フィニッシュであることに加え、VWグループに属する複数ブランドのマシンによる1-2-3フィニッシュ（恐らく日本国内のレースでは初めてのはずですが…）という結果にもなりましたね～レースってこういうミラクルも起きるんだなぁ…と改めて感じた次第です。