日本仕様にも行く行く装備されるはずの…

トップ画像はお馴染みスマート・フォーフォーの現行モデルですが、下部グリルの部分中央に何かが装着されているのにお気付きでしょうか…？

どうやらこれは本国仕様に（いつの間にやら）オプションで選べるようになった「アクティブブレーキアシスト」、すなわち自動ブレーキ用のレーダーセンサーらしいです。そういえばこの形のレーダーは、とくにBMW車でもお馴染みですね。

現行登場以降のスマートで、衝突警報システムなどの安全装備は発表時から付いていましたが、肝心な自動ブレーキに限ってはこれまで装着されず仕舞いだったので、ようやくライバルのVW・up！やフィアット・パンダ（日本向けで当初は特仕の4x4のみ装備されていたものの、おととし11月の仕様変更時からは標準グレード“イージー”にも付くようになったようです）に安全面で追い付いてきたなという感じがしますね。

ちなみにこの「アクティブブレーキアシスト」が他バリエーションにも装備されているのか？本国サイトのページで確認したところ、フォーツー（クーペ＆カブリオ）の標準モデルはフォーフォーと同じくオプションで用意、日本導入が待たれる新型ED（エレクトリック・ドライブ）は全ボディタイプともに標準、そしてブラバスはこれまで同様に設定なしでした。ブラバスに限りオプションすら選べないのは、システム関連搭載による車重増加などを懸念したのが理由なんでしょうか…？

日本仕様（＝18年モデル）にもゆくゆく装備されるのは間違いないでしょうが、多分それは先述の新型ED導入と並行し、ブラバス以外のバリエーション全てに標準となりそうな気がします。