(新型Ｇ・ω・クラス)

メルセデスSUV“孤高の存在”、通算2代目に当たるGクラスの新型がデトロイトショーでお披露目されました。

新型のトピックは、先代比でワイドになり軽量化も為されたボディ、それに伴う室内空間の狭さ改善、現行E・Sクラスのと同一デザインになったインパネ、ラダーフレーム直結によるダブルウィッシュボーン×リジッド（フロント×リア）のサスペンション形式、最新の安全装備搭載など多岐にわたっているんですが、エクステリアは過去に【スクープだより】で触れたとおり、先代のビッグMC版と呼べるに近い雰囲気で変わっていないように見えますね…。それでも前後ライトにはLEDが奢られ、今どきの車に変化はしているそうです。



ちなみに新形式のサスペンションは、何とAMGとの共同開発で生まれたものらしいです。とくに新型初搭載の「Gモード」なるオフロードモードを選択すれば、渡河深度：70cm、チルトアングル：35度、デパーチャーアングル：30度、アプローチアングル：31度の角度で走行可能らしく、操る楽しさを第一に考えるAMGと手を組んだことで、足回りに相当なこだわりが入れられたのが良く分かりますね。



まず最初は先代譲りの4リッターV8ガソリン（ツインターボ）を積む「G500」のみのラインナップとなったそうですが、行く行くにはMC版のSクラスに積まれて復活した直6ディーゼル搭載グレードだったり、メカニズムの内容で「- 500」ベースとなるはずの次期AMG G63も追加されるでしょうから、日本導入とともに楽しみにしたいですね。