
トミカ8月発売分の一部詳細が公式サイトを通じて解禁されました。
レギュラー品ではトヨタRAV4(No.81)とスズキ ハスラー消防指令車(No.106)、プレミアムではホンダ シビックタイプR(No.37)とマツダ サバンナRX-7(No.38)がそれぞれ発売される格好になりました。
RAV4は昨春の2世代ぶりとなる国内発売以後、TNGA設計による走行性能の高さなどを武器に、SUV販売首位や日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞も成し遂げた現行型ですが、トミカとしては1995年から長きに亘り発売された初代3ドア以来の製品化となります。
すでに発売情報は某SNS上でのリークを通じ把握していたので、実車からどのグレードを再現するのか気になっていたんですが、このデザインとボディカラー(通常版:アーバンカーキ、初回特別:シアンメタリック?)は2.0ガソリン/2.5ハイブリッド双方に設定の“G”または“X”ではなく、ガソリン車のみをラインナップした主力グレードであり、オフロードでの使い勝手を重視させた“Adventure(アドベンチャー)”ですね。
サスペンション可動に後部ドアの開閉ギミックも付く模様で良いなぁ…とは感じましたが、その反面気がかりに思えたのは装着されたタイヤがボルボXC60(昨年12月発売の現No.22)やホンダCR-V(昨年7月発売の現No.67)などと同じワイドタイプであることなんですよね。これは実車の“Adventure”に履かれたものが19インチと大径であるのに合わせたためでしょうが、コストとの兼ね合いも重要なので致し方ないにせよ、もし5穴タイプか4穴タイプ
(後者は昨年4月発売のNo.14、現行(スズキ)ジムニーにも装着)あたりのタイヤを履かせていたらもっと出来は良さそうに感じたはず…。
ハスラーは通な方ならすぐ感づくはずですが、仕様そのものは新型ではなく、昨年10月に同じスズキ車のスペーシアギアにバトンタッチされ廃盤となった先代(前No.75)からの金型流用となります。事前確認した某SNSの記事を纏めると、どうやら当初はこのナンバリングで某外国車のスーパーカーを製品化させる予定があったものの、結局は諸事情を理由に発売延期となったため、そこでピンチヒッターの一台として今回登場するハスラーのリリースに繋がった模様です。
文字どおり“消防指令車”ですので、車両の性格としては現No.1のエクストレイル消防指揮車
(私はまだ持っていませんが、思えばこちらも既存金型を流用した一台ですね)と共通みたいですが、このハスラーに近い実車は内容の確認後に様々なサイトで詳しく調べたところ、
福井県勝山市や
福島県田村市の消防本部に配備された車両がヒットしました。
上述の経緯で想定外な製品化にはなったものの、元からの愛くるしいデザインも相まって、とりわけ消防車両好きには人気を博しそうな一台といえるかもしれません。
そしてプレミアムに登場するシビックRは初代・EK9型(1997年発表当時の前期モデル?)、RX-7は2代目・FC3Sの後期型(恐らく見た目的には∞
(アンフィニ)グレードでしょう)となっていますが、どちらもよくよく考えれば、最近
リミテッドヴィンテージNEOのほうで一足早く製品化された車種同士なんですよね。
シビックRもRX-7もレギュラー品の2台同様に金型はしっかり造られていてギミック満載な点も嬉しいところです♪
ただ個人的にRAV4に履かれたタイヤの件はどっちつかずでピンと来ていませんが、その点を除けば素晴らしい出来なのが容易に想像できたので、とりあえず初期購入は各車共通して考えさせていただきます。
P.S.行く行くブログにアップさせる予定の納車報告ですが、実は先月分と今月分あわせて12台購入しました。ただし今月分は先ごろ購入代金を支払ったばかりで手元には届いていないので、改めてのご報告は今月分の納車を完了させ次第載せる所存でいます。
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Posted at
2020/06/13 10:35:26