ネーミングがT-クロスと似ていて紛らわしい…(苦笑)

メルセデスの新規車種『Tクラス』が2022年前半に発表されることになったそうです。

本国からのプレスリリースには「ルノー・日産・三菱自動車のアライアンスを活用した小型ミニバン…」というニュアンスで綴られているため、モデル自体は現行型がルノー・カングーの双子車として登場し、次期型もその関係を維持する模様の商用モデル“シタン”をベースにした乗用車版という位置づけが為されるようですが、要するに“Tクラス”は自社開発車でいうヴィトー（商用モデル、北米名：メトリス）に対するVクラス（同車派生の乗用モデル）のような間柄で登場することにもなる訳ですね。

ちなみに“シタン”は本国デビューが2012年であるゆえ、最新のユーロ6d規制に合わせたエンジンしかりACC（メルセデス車の場合は“ディスタンス・パイロット・ディストロニック”ですね）などの運転支援システムしかりで技術面のアップデートも待たれているモデルですから、フルチェンジする時が来たのは自然な流れといえますよね。一方、Tクラス・シタン双方のベースとなる次期カングーは早くて年内後半のフランス本国デビューが噂されているそうですが、ここ数か月は自動車サイトで最新のスパイフォトすら公開されていないほど情報を目にしなくなりました。そのため新型コロナ禍による生産調整見直しの観点でワールドプレミアが先送りされる可能性も出てきたと考えれば良さそうでしょうか？

そういえば“Tクラス”、VW車ですがSUVの“T-クロス”とネーミングがすごく似ていて実に紛らわしい…（苦笑）