
ゴルフヴァリアントとオールトラックの新型(Ⅷ)が揃って本国発表されました。
デザインは昨秋に本国デビューしたハッチバック同様、これまでの流れを汲みながら最新のブランドアイデンティティも取り入れて未来的な印象を受けます。新型といえばハッチバックの発表時から驚愕しているのはインパネ周りで、先代7.5の発展形ともいえるデジタルメーターに、992型現行ポルシェ911用のを彷彿させる電気式のセレクターノブ(もちろんDSG搭載車のみ)をそれぞれ採用したことが純粋に「未来や~」「クラスレスな意匠になってる!」と思わせてくれましたね。

こちらはオールトラックですが、先代に倣ってSUVテイストは残しつつも、とくにフロントバンパーの形状から、スポーティーにもなり冒険心あふれるデザインにもなり…で実に興味深いです。

ホイールベースは4633mmと先代のそれよりは66mm広くなり、その恩恵でレッグルームも後席を倒した状態の荷室容量も拡大され、使い勝手は大幅に向上しているようですね。
なお同じ本国仕様のハッチバックは、すでに標準系グレード
(従来の“ハイライン”に当たる豪華装備満載の「スタイル」といったトリムが用意された模様)のほか、2月末にオンライン上で初公開した
GTIなどの受注・販売も開始されており、それらの日本導入は来年にずれ込む可能性が高いのでは?という噂が専らのようですが、これは昨今の世相から生産スケジュールに遅れが生じていたり、新型に装備されたコネクテッド系(音声認識機能、車-車間通信、路車間通信システム)のローカライズに時間を要していることも理由らしいですね。
となれば、新型ヴァリアントとオールトラックの国内デビューも来年までお預けという格好になり兼ねないかと思いますが、ハッチバックは一部情報で1.5 eTSI(48Vモーター搭載のマイルドHV)と2.0TDIを積んだグレードの導入が有力だろうとみられているため、ヴァリアントのラインナップはそちらに準ずるかたちになるでしょう。一方のオールトラックは、先代に引き続き4モーション(4WD)との組み合わせなのはアナウンスされているものの、搭載エンジンについては不明となっているようです。先代の日本仕様は性格に見合った1.8TSIを積んだモデルのみが用意されましたが、新型では一体どうなるのでしょうか?
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ドイツ車(VW) | クルマ
Posted at
2020/09/28 22:38:13