
メルセデスがドイツ本国で、2030年までに全世界で発売するニューモデルをEVのみとし、400億ユーロに及ぶ開発投資と世界8か所に専用のバッテリー工場を新設、さらに中・大型モデル/AMG/商用モデル用にそれぞれ分けられた専用プラットフォームの開発も明言するほど大胆な戦略を明らかにしました。
この決定は現地時間22日に発表されたので、タイミング的には(何の関係もありませんが)
乃木坂46・1期生の高山一実さんがYouTube上の生配信番組で卒業発言したのと同日なんですよね。思えば後述するEQ Sは今月13日に乃木坂を去った
高山さんと同期の松村沙友理さんが配信番組で卒業発表したのと同じ4月15日ワールドプレミアで、(当ブログでは何度も書きますが)新型Cクラスセダン&ステーションワゴンは乃木坂9thバースデーライブの開催当日でもあった2月22日ワールドプレミアでしたから、今年に入ってグループの重大ニュースと本国メルセデスの話題の同日被りな点が多過ぎじゃないか?と思いこうやって取り上げているのは、みんカラユーザーかつ乃木坂もメルセデスも大好きな身としては私だけでしょうね…(苦笑)
以上の話はさておき、この少し前には
アウディが同様の電動化戦略を打ち出しましたが、あちらと決定的に違うのは全モデルEV化までのタイミングが長期間設けられている(アウディは2026年以後)のと、アウディでは現地製の中国市場以外で2033年までを予定するとした内燃エンジンの生産終了時期を明らかにしなかったことで、その点は
“各国市場の反応を見て”と触れ込みが為されたほど、メルセデスらしくエンジン車に慣れた旧来のユーザーやファンへのさりげない心配りがしっかり出来てるなと思った次第です。
ちなみにトップ画像でオラ・ケレニウスCEOと一緒に写っているEQ Sの右に止まっている、カモフラージュが掛けられた一台のモデルに注目してほしいんですが、恐らくこれの正体は一部で再来月開幕のIAAミュンヘンモーターショー
('19まで長年開催されたフランクフルトショーに代わる2年に1度の見本市)でワールドプレミアか!?と噂されている「EQ E」じゃないかなと予想していて、内外装やパワートレーンなど多くの点はEQ Sと共通ながら、モデル名のとおりEクラスとさほど変わらないボディサイズまで縮小されているという話なので、とくに同じドイツ勢で全長が4963mmとなっている
ポルシェタイカンにとって現時点のライバルはそちらじゃないかと思っているのもあり、本国ないし日本での正式デビューを心待ちにしている一台なんですよね。
将来のEV一本に向けた大胆戦略はアウディが発表し、今回メルセデスもそれに呼応して…なので、2社に対するBMWは?と思われた方もいらっしゃるでしょうが、すでに
先月末に日本国内でこのような発表があったようです。BMWも今後EVラインナップの増強と販売計画を打ち出してはいるものの、やはり(ブランドのフィロソフィーが物語っているように)エンジン開発に絶対の自信を持っているからか、
同ディビジョン内のMINIとは対照的にEV一本にしたりエンジン生産終了時期の明言はしていないようで、今後の市場状況が変われば…という懸念材料はありますが、ファン的には一安心かなと思っています。
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ドイツ車(Mベンツ/スマート) | ニュース
Posted at
2021/07/25 23:54:31