【スクープだより】CLS等々がまさかのモデル廃止！？

先週、メルセデスからの非公式かつ衝撃的なニュースとして、初代発表から20年目を迎えたばかりのCLSクラスなどを今後数年以内に廃止させる計画が海外サイトにて報じられました。

これはすでに現行限りで生産終了が噂されているA・Bクラス同様に様々な事情が絡んだ車種整理の一環と報じられているものの、コンパクト系ラインナップ縮小の一方でAMG/マイバッハ各ディビジョンのイメージ強化も理由に挙げられたほど、今後の成長戦略の柱としているミドルサイズ以上でさえも廃止リストに載ったモデルが出てきちゃったのね…と記事を見てただただ驚きました。

今回リストアップされたなかのCLSは初代発表当時こそ（欧州車のなかで）ニッチな市場に飛び込んだ意欲作の4ドアクーペでしたが、3世代も続いた間に弟分のCLAはもちろん他ブランドで似通った車種が次々登場するきっかけを作ったり、極め付きは近年のSUVシェア増加による需要低下で販売不振に陥った現状もあり、市場開拓させる役割は十分果たせたからと結論づけられてしまったのでしょうか。

ボディタイプ別では競合相手のBMW（X6）が先鞭をつけたクーペSUVも、古くはW123の時代からラインナップしてきたステーションワゴンも、高級車御三家における全廃はメルセデスが先んじて動いた形ですかね？いずれも根強いファンの多いジャンルだけに噂が事実なら他社の動向に影響を与えるほどのモデル削減となりそうなので、本国からの正式アナウンスがどうなってしまうのか気になるところです。