【ウソか】新型は日本仕様も“カントリーマン”に？？【本当か】

3ドアハッチバック同様、まずはBEV版がIAAモビリティ2023（ミュンヘンモーターショー）にてワールドプレミアされた新型MINIカントリーマンがこちらです。

初代の発表以来、ブランド内でもっとも大きなボディサイズを売りにしてきたカントリーマンですが、新型もその例に漏れず本国値は4433×1843×1656mm（全長×全幅×全高）の3サイズに2692mmのホイールベースが与えられました。今回はバッテリー搭載位置のこともあるし、日本仕様値で全長：4500mmとされた新型BMW X1とは先代同様に多くのコンポーネンツを共有した姉妹車という間柄なので、真面目かつ凡事徹底なサイズアップだと捉えるしかなさそうですね。

現状発表されている最大出力の高いトップグレードは先代PHEVと同名の“クーパーSE オール4”、前後2モーターの4駆で313hpを発揮させているそうです。そのスペックでお気付きに為られた方もいらっしゃるはずですが、中身はiX1 xDrive30と基本的に同じです。そちらの日本仕様では海外向けに対し制御系セッティングの都合からか272hpへディチューンされているので、日本仕様のSE オール4も同じようなローカライズが施されそうな可能性はあるかもしれません。

ジャパンの公式サイトにはメルマガ登録用のページが早くも作られてましたが…モデル表記は従来と変わらない「クロスオーバー」じゃなく「カントリーマン」のままになっています。これまで「カントリーマン」は国内ですとMINIのオリジナルパーツとカスタムキットを扱う専門ショップ（だったかな？うろ覚えですいません…）が商標権を得ていたため、過去2世代は「クロスオーバー」と名を変え市場投入されることになったのは有名な話。人気モデルゆえオーナー/ファン向けに情報を早く出したい一心で本国サイトをそのまま引用・和訳しただけの誤りなのか、ジャパン側に商標権譲渡あるいはショップ側の期限切れで折り合いがつき晴れて「カントリーマン」を名乗れるまでになったのかは分かりませんが、名称変更は今後何らかのかたちでウソか本当かハッキリしてほしいものです。