
先月31日に放送されたカーグラフィックTVは、私も待ちわびていたパリサロン2024特集・前編でした。
今回のパリサロンは何といっても
アウディQ6スポーツバックe-tronなど一部ドイツ車勢も続々ワールドプレミア!ということで、いつ特集が組まれるか非常に楽しみでしたが、同国組やいま欧州でもBEV攻勢が著しい中国勢などの出展モデル紹介はこんや放送の後編までお預け…しかしながら地元フランス勢にも事前情報を得て気になった車たちが少なくなかったため、2週通して視聴することにしました。
'22年度の前回がコロナ禍による経費節減の影響からか、出展ブランドが大手でいえば地元のルノーグループやプジョー(ステランティス)に絞られていたぶん寂しい印象だったのを思うと、今年は上述のドイツに中国勢も目立った出展はもちろん行動制限が無いなどの事情はあれど、会場の様子を映したVTRを見ても現地取材に行かれたCG本誌・中村副編集長の言葉を聞いても、コロナ前同様に全体的華やかさのあるべき姿が戻ってきたショーだったんだなと強く感じました。
前編の大半で取り上げられた車たちは、当ブログ的に比喩すれば2期生・
田村保乃さんや
守屋麗奈さんら数名の櫻坂46メンバーがTBS系平日朝の生放送番組「ラヴィット!」の期間限定レギュラーに選ばれてきたのと同じくらい、率直に言って『多い(≒確率が高い)なぁ…』と思ったほどのルノーグループ推し。
…とはいえ本国CEOのルカ・デメオ氏は現在ACEA欧州自工会の会長も兼務しており、水素コンセプトの
こちらも出展したアルピーヌを含むグループの電動化戦略をアピールするとともに、ACEA代表としてショーの盛り上げに一役買いたい狙いもあったでしょうから、今回の企画構成がそうなったのはVTR中に述べられた中村副編集長の見解を聞いても納得しましたけどね。
ルノーブースに出展させた車種のうちの一台、すでに昨秋開催のイベントで一足早く発表していたコンセプトのトゥインゴ E-テック。日本でも一定の人気を集めた初代のオマージュであることが窺えるデザインですね。
私はまだ幼少期だった初代の新車デビュー(日本導入は本国発表から3年後の'95)当時、国産車では感じたことのなかったあの可愛らしいフロントマスクに衝撃が走った身としては、その記憶が呼び起こされたほどのエモさを感じた一台でした。
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Posted at
2024/11/07 21:07:18