新型“120”の1.5直3は日本仕様で初の…

※下書き途中だったので、時差投稿です。

長らくBMWにおけるガソリンエンジン車の証として親しまれたグレード名末尾の「i」が、冒頭に付くBEVラインナップとの紛らわしさ防止のために消えた…でお馴染みの4代目・新型1シリーズがようやく日本でも発表になりました。

その新型120i…もとい120が積むB38系1.5直3には、なんと48Vシステムが欧州向けに準拠して組み合わされました。現行世代で日本仕様もマイルドHV化したガソリン車というとS68系V8を積むX5・6・7のM60i xDriveとX5・6 Mコンペティション、B58系直6を積む740i、B48系直4を積む523iセダンといずれも縦置きレイアウトの車種で前例があるので、すなわち120は直3搭載の横置きFF車における採用第1号ということになりますね。

なお、コンポーネンツの多くを共有する218iアクティブツアラーと（このほどラインナップに加わった）X1 sDrive18i Mスポーツ、MINIカントリーマンCも120と同じB38A15P型搭載なのですが、いずれも日本仕様は現時点で48Vシステムとの組み合わせが実現していません。よって120に初めて組み合わされたことで、前述の3台にも今後の生産都合や年次改良（またはフェイスリフト込みのLCI）の関係から済し崩しに採用していくことが考えられそうですが、どうなるんでしょう？？

さらに新型といえば、FFベース車では現行X1やMINIカントリーマン等々に実装されていた高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシストの搭載もポイントですね。M135 xDriveに標準としつつ、120ではベース価格の関係でオプション（そのほか、駐車支援システムの「パーキング・アシスト・プラス」等々とセットにした“テクノロジー・パッケージ”）選択必須とされたものの、機能自体がすでに3シリーズ以上の中～最上級車種から普及しており一定の認知度は得ている印象なので、同オプションは120の購入ユーザーの多くが選ぶことになるでしょうね。