※下書き途中だったので、時差投稿です。
昨年6月、i4がニュージーランド警察の高速PCとして約半年ほど試験的に導入されていました。
なお現地警察が170万NZドル(約1億5370万円)という費用で購入に踏み切った車両のベースは“eDrive40”だそうです。しかしながら外観がお馴染みのMスポーツでないのは意外ですね。
警察車両のBEV活用は
(同国もパリ協定に合意しており、その目的である)温室効果ガス削減が求められるなかで決断したと言い、当時は主要サプライヤーに選んだ他ブランド車が現地導入時期の関係で納車開始までに時間を要していたことから、資金面・運用面・ベース車が持つ性能面それぞれの観点でコストパフォーマンスに優れたモデルを探した結果、このi4にBEVで初の導入車種として白羽の矢が立ったとの記述がありました。
厳選に厳選を重ね選ばれたi4ですが、車重は警光灯や無線機等々の搭載によりベース車から120kgほど重たくなってしまったようです。ただeDrive40は後輪1モーターゆえ、前後2モーターのM50に対し150kgほど軽量なので、BMW車らしい運動性能の高さや前述の装備類による重量増のリスクを勘定すれば、現地警察がベース車に選んだのも納得だなと感じました。
BEVにはエンジン車と違い航続距離やインフラ面が永遠の課題になっているからか、世界を見渡しても日本車の
日産リーフやアメ車の
シボレー・ブレイザーなど限られた車種しかないのが現状のようですが、国によっては今後の技術革新とベース車の選択肢増大、そして環境規制強化につれて順次導入していくことになるのでしょうか。
さて、このような海外のパトロールカーは約5年前からシリーズ化しているイオン限定トミカの題材にもなっています。
i4はレギュラー品36番で発売中だし、NZ警察のPCをイメージした車両は過去に発売されたことがありそうで実はまだ無く、そして外国車ベースは
'23.3のボルボXC60(スウェーデン警察)発売以降途絶えていたりと、今後の商品化に向けた条件は十分揃っているように思えます。
もし製品化が実現すれば、BMW車としては
ドバイ警察仕様で発売されたi8以来になりますが…トミカはM50がモデルとされたので実車とは差異があるものの、仕様を実車画像から想像するなら通常カラー
(アルピン・ホワイト?ミネラル・ホワイト?)のボディに「POLICE」などの各タンポ印刷、金型を専用に起こしたルーフの警光灯をプラスして一丁上がりになりそうですかね。
…と、ファンだからこそ無いものねだりで書いた半面、NZ警察仕様は
我々にとって実車由来の馴染み深さが故の利益重視で最近パターン化している日本車の金型をベースに出てきそうな予感がしなくもないと思っていますが、そうすると実在車両を知るマニアックな方々からの
「(実車のベースとなったi4もトミカにあるのに)わざわざ金型を使わないなんて勿体ない、可哀そう」という声も聞こえてきそうなので、果たしてどうなるのでしょう??
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Posted at
2024/12/22 22:31:26