
先ごろ本国アナウンスされた
モデル命名規則見直しの早々撤回に伴い、噂があった「A7…」を名乗らず従来名で登場することになったICE車の新型A6。
デビューは慣例どおりのセダンからか、BEVの
新型e-tronと同じ2バリエーション同時のいずれかだろうと思っていたら、意外や意外でアバントから先にワールドプレミアを飾るとは驚きました。
これはアバントをベースに造られ付加価値の高いオールロードクワトロやRS6も後々モデルチェンジすることへの前触れと、欧州市場ではSUV全盛となったいまもステーションワゴンの人気が衰えていないことに対する意思表示でもあるのでしょうか?
気になっていた寸法は海外サイト等で確認したところ、全長×全幅×全高=4990×1880×1470mm、ホイールベース=2927mmのようでした。
全長でいうと先代の日本仕様値で40~50mmほど拡大されたものの、おおよそのサイズ感は従来と遜色ないので、この点は一クラス下の新型A5のみならず、とくに全幅がスポーツバックもアバントも1920mmとなるe-tronとのバランスを考えのだろうと思えば、自ずと納得させられる部分かもしれません。
インパネはアウディの最新UIに沿った造りなのでe-tronのそれに似たデザインであるものの、外観はアバントらしさを残しつつ未来的なフォルムをe-tronに任せ、こちらはICE車向け新アーキテクチャーの“PPC”を用いるなど共通項が多い新型A5の兄貴分とも取れるオーソドックスな路線で棲み分けられた印象を受けます。
当初の本国ラインナップは2WDが204hpの2.0直4TFSIとTDI、4WD(クワトロ)は直4TDIとV6 3.0TFSIそれぞれに用意されました。なおTDIと3.0TFSIは新型A5/Q5と同じ48Vシステムの“MHEVプラス”との組み合わせで環境性能向上に一役買っている模様です。
国内発表時期は不明ですが、予想される導入グレードは現行のラインナップから考えると、上述のMHEVプラス×クワトロの2.0TDIと3.0TFSIが有力になりそうではと思われます。追々、仮に本国でセダンが加わっても、日本導入グレードはアバントに準ずる格好になるでしょうね。
※下書き中だったので、時差投稿です。
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ドイツ車(アウディ) | クルマ
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2025/03/31 20:43:03