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今朝の新聞朝刊に入っていた地元のトヨタカローラ店の折り込みチラシに、新型パッソ（今春にフルモデルチェンジ、「軽じゃないK」のCMコピーでもお馴染みですね）ベースのカスタムカーが掲載されていたんですが、これはどうみてもベース車を同じく現行モデルのMINIハッチバック調にドレスアップさせた仕様ですよね…。

恐らくイエローの個体は（ブラック塗装されたホイールやフロントグリルの雰囲気から）“クーパーS”、ブルーの個体は（一部箇所にメッキパーツが使われている点から）“クーパー”をそれぞれイメージしているのかもしれませんが、ボディカラーをホワイト一色にし、ボンネットのストライプはオミット、さらにドアミラーorルーフがブラック塗装の“ワン”っぽい仕様もあれば完璧だったのに（笑）

ちなみに新型は標準モデルと上級の“モーダ”（後者はこのカスタムカーのベースにもなっています）という2種が存在し、フロントマスクは各2種でそれぞれ異なっているんですが、とくに“モーダ”は（この新型からトヨタとの共同開発を止めて、すべての開発を担当することになったという）ダイハツの軽自動車「キャスト」のデザインを引き延ばしたかのように見えるんですよね…。

話をカスタムカー仕様に戻しますが、地元のカローラ店が企画したこれを（イギリス生まれで、今や英独合作になっている）コンパクトカーの大先輩っぽく仕立てたところは私的におっ！？と感じたものの、現在本元を正規輸入しているBMWジャパンや本元のファンから行く行く「似すぎ」「パクるな」というクレームが付かないか心配にもなってきましたね。

先週3日に行われたFIA WEC世界耐久選手権 第5戦 メキシコ6時間レースの決勝は、T.ベルンハルト／M.ウエーバー／B.ハートレー組のポルシェ（919ハイブリッド）1号車が前戦のドイツ・ニュルブルクリンク6時間に引き続き2連勝、2位はアウディ（R18 e-トロン クワトロ）7号車で3位はトヨタ（TS050ハイブリッド）6号車という結果になったようです。

ポルシェ勢は今回の1号車の2連勝で、今シーズン5戦中4勝を挙げる格好になりましたが、第2戦（スパ・フランコルシャン6時間レース）以来のシーズン2勝目を目指していたアウディ勢、6号車がチェッカー目前のトラブルでメーカー初の総合優勝のチャンスを逃した第3戦（ル・マン24時間レース）のリベンジを誓っていたトヨタ勢にとっては、とても悔しい思いでいっぱいでしょう。

一方、同じポルシェの2号車はスタートからしばらく快調な走りを見せていたものの、LMP2のマシンに追突されたことによるリアカウル破損で緊急ピットインすると、その後は（上述のとおり、3位入賞を果たした）トヨタ6号車にパスされ4位でフィニッシュしたとのことです。

またLMGTE-Amクラスでは、アブダビ-プロトン・レーシングの911 RSR（K.アル-クバイシ/D.ハイネマイヤー-ハンソン/P.ロング組）が今季初優勝を飾ったそうなので、ポルシェ勢はWECでは久々の2クラス制覇というかたちにもなりましたね。

次戦は17日に決勝が行われる北中米ラウンド2戦目のアメリカ・オースティン6時間ですが、強すぎるとしか言いようがないポルシェ勢の連勝街道はどこまで直走るのでしょうか…？