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DTM（ドイツツーリングカー選手権）第13戦 ドイツ・ニュルブルクリンクの予選結果はご覧のとおりとなりました。

メルセデスのルーカス・アウワー（ミュッケ・モータースポーツ）は優勝も成し遂げた第6戦以来のポールポジション、2位のマルコ・ウィットマン（BMW・チームRMG）は前戦のロシア・モスクワレースウェイに続く連勝も狙える絶好の位置に付けましたね。

ジェイミー・グリーン（チームロスベルグ）の4位が最高となったアウディ勢は第10戦以来勝利がありませんが、決勝での逆襲はあるのか気になるところです。

日本仕様の1・2シリーズ（の一部グレード）が先日、続々と仕様変更を受けたようです。

内容としては、220iの3グレード（Luxury、Sport、Mスポーツ）のみとなっている2シリーズカブリオレの搭載エンジンがこれまでのN20系からB48系に換装、218dアクティブツアラー/218d・220iグランツアラーはMスポーツに限り、従来から組み合わせられている8速ATが待望のパドルシフト付きに変更された模様ですが、あとはM135iとM235iクーペの車名が…

M140iとM240iにそれぞれ変わりました。でも内外装は、これまでのM135・235とまったく変わっていませんね…（苦笑）

ネーミング変更後の2台は5月に本国発表されたんですが、M135・235との相違点は「従来から搭載のN55系エンジンを（M2クーペ/X4 M40i用ほどではないが）パワーアップさせた程度かな？」と思っていたらそれは私の考え違いで、エンジンはすでに340i/440i/740i・Liに積まれているB58系に一新されたそうです。

最高出力は（上述の340iなど各車用、またはN55系時代のM135・235の326馬力からややパワーアップされた）340馬力を発生しているらしいんですが、これはパワー的に同出力を誇っていたN54系のハイチューン版（1シリーズMクーペと2代目Z4 sDrive35isに搭載）の後継も兼ねているとみて間違いなさそうですね。

とくにM240は（エンジン出力が370馬力とパワフルな）M2の発表により、今後も導入されるか心配だったんですが、価格は車名が変わっても7,700,000円のM2に対してチョイ安のままだし、おまけに8速スポーツAT車のみならず6速MT車も継続して用意されたみたいなので、ファンとして凄くホッとしましたね。