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昨日行われたDTM（ドイツツーリングカー選手権）第14戦 ドイツ・ニュルブルクリンクの決勝は、予選6位からスタートしたエドワルド・モルターラ（アウディスポーツ・チームアブトスポーツライン）が第7戦以来の今季3勝目と、メーカーに第10戦以来の勝利をプレゼントしました！

2位は予選ポールだったルーカス・アウワー（メルセデス、ミュッケ・モータースポーツ）、3位は前戦優勝のマルコ・ウィットマン（BMW・チームRMG）となりましたが、ウィットマンは第12戦からの3連勝こそ逃したものの、今レース終了時点でのドライバー獲得ポイントは170点となり、これによって優勝を決めたポイント2位のモルターラの137点から大きくリードを広げる格好になったようです。

次の第15戦・第16戦は今月24～25日にハンガリー・ハンガロリンクで行われますが、同サーキットでのDTM開催は2年ぶりで、前回はウィットマンが完璧なポールトゥウィンを飾り、今回は彼のチャンピオン獲得に向けて絶対に落とせない2連戦といえそうなので、2年前の再現が15戦と16戦どちらかのラウンドで実現するどうかに注目が集まりそうですね。（BMW勢を中心に応援している）私も結果を楽しみにしております！

以下、詳しい結果です。

新型パナメーラのPHV仕様である“4 E-ハイブリッド”が本国デビューを飾りました。

注目のパワートレーンは、4S用と同じ2.9リッターV6ガソリンエンジン（330馬力）を基本に、136馬力の電気モーターと通常でおよそ6時間（オプションの専用充電器を使用した場合は約3.6時間）の充電が可能なバッテリーも組み合わせることで、総合出力は462馬力にまで高められたそうです。

そういえば先代の“S E-ハイブリッド”に積まれていたV6エンジンは3リッターのアウディ製がベース（カイエンの同グレード用と共通）でしたが、今回それを自社製かつ新世代のものに切り替えたことで、エンジンに対する不安や走行性能は大幅に改善されていることでしょう。

なお、この“4 E-ハイブリッド”は今月下旬に開幕のパリサロンで一般公開されることが決まったほか、日本仕様が右ハンドル車のみ、14,070,000円の価格で来月11日から予約受注を開始することもアナウンスされたようです。

4Sとターボ、殆どヨーロッパ市場向けのディーゼル、そして“4 E-ハイブリッド”が年内に発表されたため、これで残るは（先代ではV8エンジンを積んでいた）高性能なGTSやターボSも新型に切り替わるのを待つのみとなりましたが、今のところそれら2グレードに関連した情報は入って来ていないようなので、デビューは来年以降になるでしょうね。