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先日の【スクープだより】でデビューの噂を取り上げたAMG GTロードスターが、ドイツ本国で正式発表されました。

グレードはこちらも【スクープだより】で触れた噂どおりベースモデルと（今回クーペ版も含めて初設定の）“C”の2本立てで、バンパー形状は双方ともにクーペとは別のデザインですが、その雰囲気はどことなく“R”調に仕立てられていますね。

このロードスターで一番の目玉といえるルーフは、メタルトップではなくソフトトップが採用され、素材にアルミとマグネシウムを使用することでクーペに対する重量増を極力抑えているそうです。なおルーフの開閉は全自動で停車時ならおよそ11秒、走行中なら50km/h以下の速度であれば可能だそうです。

エンジンはクーペ譲りの4リッターV8ターボですが、パワーはベースモデルが476馬力（クーペの同一グレード用は462馬力なので＋14馬力）、“C”は557馬力をそれぞれ発生しています。とくに“C”はスペック的にクーペの“S”（510馬力）と“R”（585馬力）の中間に位置していますが、それに“R”から譲り受けた足回りなども与えることで、ベースモデルに対する走行性能のアップに一役買っているのがポイントのようです。

ロードスターはいよいよ開幕するパリサロンでショーデビューを飾るそうですが、残念なことに発売時期はまだ決まっていないようなので、私的な予想をすれば本国では早くて年末か来年初頭、日本では来年初夏までのタイミングになるのかな？という感じですかね。