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新型Eクラスオールテレイン（ステーションワゴンがベース）、ついに本国で発表されましたね。

デザインでとくにエクステリアは、過去の【スクープだより】のトップ画像に載せたスパイフォトどおりのスタイリングが与えられ、ベースのアバンギャルドにGLAやGLC譲りのタフかつワイルドな印象をプラスさせたフロントマスクが特徴的ですよね。

本国仕様に当初用意されるグレードは意外にもE220d（ディーゼル）ベースのみのようで、ギアボックスは標準モデルと同じ9速AT、駆動方式はライバル車打倒のための4WDがそれぞれ組み合わせられているほか、現状の日本仕様のセダンではE400エクスクルーシブのみに標準のエアサスペンション（仕様はこのオールテレイン用に変更・改良を加えたもの）もオプションで選択可能だそうです。

パリサロンでの初公開も正式に決まったオールテレインは、（ドイツ車でこのジャンルの先輩といえる）アウディA6オールロードクワトロの強力なライバルとしてだけでなく、日本への導入も十分期待できる一台となりそうですが、残念ながら市場上陸にうってつけなガソリン車は現段階で未発表のため、一体どのグレードがやってくるのか気になるところです。

新型MINIクラブマンのJCW（ジョン・クーパー・ワークス）がついに本国で発表されました。さらにショーデビューは間もなく開幕のパリサロンで実施されることも決まりました。

見た目が（ベースの標準モデルで選べる）JCWパッケージ＋αな印象になっているのは、すでに現行ベースに切り替わっている3ドアハッチバックやコンバーチブルのそれと同じですが、恐らくその2種と同様にオプションで選択できるはずのボディストライプは、モデル独特のカッコよさを存分に引き出していますよね。

メカニズムで3ドア/コンバーチブルと共通しているのは搭載エンジン（B48系2リッター直4、231馬力）だけで、2種との相違点は組み合わせられるATが8速（3ドア、コンバーチブルは6速）であったり、駆動方式は2種と同様のFFではなく、ベースのクーパーSにも用意されている4WDとなっているようです。これは標準モデルと同様に間もなく登場する新型カントリーマン（クロスオーバー）のJCWも使われるプラットフォームが同じなので、まったく共通のメカニズムが与えられるでしょうね。

日本仕様は（標準モデルのクラブマンや5ドアハッチバック、コンバーチブルの全グレードなどと同じく）本国向けなどに設定された6速MT車は用意せず、上述のAT車のみの展開になる可能性が高いかな？と私はそう予想しているんですが、導入時期は本国での発売が年末からのようなので、早くて来春ごろかもしれませんね。