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昨日行われたDTM（ドイツツーリングカー選手権）第16戦 ハンガリー・ハンガロリンクの決勝レースは、予選2位だったアウディのマティアス・エクストローム（チームアブトスポーツライン）がスタートと同時にトップへ浮上すると、その後も彼らしい圧倒的な速さを見せ、今季初優勝を決めました。

2位はDTMで久々の表彰台に上ったエイドリアン・タンベイ（チームロズベルグ）が入りアウディ勢の1-2、3位はBMW勢トップのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ（チームシュニッツァー）となりました。


《スタート直後、ウィットマンとグリーンが接触！》

私はYouTubeでの生配信中継でレースをチェックしていたんですが、とくにスタートでBMWのマルコ・ウィットマン（チームRMG）が予選ポールだったエドワルド・モルターラ（アウディスポーツ・チームアブトスポーツライン、さらにジェイミー・グリーン（アウディスポーツ・チームロズベルグ）と接触したシーンはとても強引だったというかやりすぎというか、見ていてそんな感じがしましたね。ウィットマンは現在ドライバーズランキングで首位に立っているため、「ここで良い結果を残さないとチャンピオンにはなれない」というプレッシャーがああいう結果を招いてしまったのかもしれませんね。なおウィットマンは4位でチェッカーを受けたものの、レース終了後に先述のスタートでの接触行為により失格を言い渡されたようです。

次の2連戦（第17戦・最終戦）は来月15・16日にドイツ・ホッケンハイムで行われますが、（2連戦最大の焦点になるであろう）ウィットマンやモルターラらによるドライバーズタイトル争いはどう決着するのか注目したいところです。

以下、詳しい結果です。