
3シリーズセダン&ツーリングの“318i”と、(本国では5月に登場した)3シリーズGTのマイチェン版が揃って日本市場でも発表されました。
318の追加はおととい夜、正規ディーラーのスタッフブログを隈なくチェックしているときに知ったので、それから二日経った今でも驚きでいっぱいなんですが、歴代史上最少排気量(だったような…)の1.5リッター、136馬力を誇る歴代史上初の3気筒エンジン、グレード名では4代目・E46(1998~2005)以来2世代ぶりの国内導入、そして価格はとくにセダンのSE
(価格が高めの無印グレードに対し、一部装備が簡略化されているあのグレードです)で4,090,000円と、
AKBメンバーもびっくりの実にビッグなサプライズばかりですよね。
ちなみに318は本国HPのコンフィグレーターで仕様を確認したところ、320系以上のグレードに対し装備でいくつかの違いがあり、そのなかの①はACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)が非装着、②はN47系エンジン搭載時代の320dと同様、マフラーが左側に一本出し…といった具合のようです。
今回の318の追加の背景には、現在同じドイツ勢のDセグ車でその勢力を高めているメルセデスCクラス
(318と価格でライバルなのはC180ですかね)の存在が挙げられると思われますが、共通のエンジンを積む各車(118i、218iアクティブツアラー/グランツアラーなど)と同じように、ユーザーがもっと増えてくれることに期待したいですね。
そして3シリーズGTのマイチェン版ですが、搭載エンジンはなんと184馬力の4気筒(要は320i)に統一、よってマイチェン前まで用意のあった4気筒の中級グレード(328i→330i)と6気筒のグレード(335i→340i)は導入が打ち切られた模様です。仕様を320iのみとしたのは、それがマイチェン前の仕様で一番人気が高かったからかもしれませんね。
また、グレードはデザインラインの2種(Luxury、Mスポーツ)のみの設定にもなったようなので、マイチェン前の仕様に対して大きな内容整理が行われるとはとても驚きましたが、とくにMスポーツは日本仕様限定(?)でM Performanceパーツのブラックキドニーグリルやアルミ製ペダルが付いたことにより、セダンやツーリングにはない独特のカッコよさがさらに引き立つ仕様になりましたね。
Posted at 2016/09/27 06:40:01 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | クルマ