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先日のブログ（【スクープだより】）でスパイ動画を取り上げた新型Eクラスクーペは、あさって・14日に本国で正式発表されることが決まったそうです。

動画を見てみると、エクステリアは（先述のブログに書いたとおり）フロントがセダンやステーションワゴン、リアはCやSクラスクーペと共通のデザインになっていることが確認できますが、インパネはセダン・ワゴンのそれと変わらないものの、丸型のエアベント（エアコンの送風口）に限っては意匠が異なっているようですね。

この他の情報については当然正式発表と同時に公表されるでしょうが、とくにグレードは海外サイトの記事によると、直4やV6搭載モデルなどセダン・ワゴンと概ね同じラインナップに加え、後から新開発の直6ガソリンを積んだ仕様（どうやらそれの正体は、V6を積むE43やV8搭載のE63とは全く別の新しいAMG版？らしいです）も加わるという噂が入ってきている模様です。

来シーズンのDTM（ドイツツーリングカー選手権）を戦うBMW陣営のチーム＆ドライバーラインナップが早くも正式に決まったようです。

チーム体制は私的には意外や意外なRBMとRMGのみとなり、今シーズンまで参戦していたシュニッツァーは来シーズンから（M6 GT3でエントリーする）GTカテゴリーへのチャレンジに力を注ぎ、MTEKはどうやら2018年シーズンからのWEC（世界耐久選手権）参戦に向けた準備を進めるためにDTM撤退を決めたらしいです。とくにシュニッツァーは今シーズン在籍したドライバーがマーティン・トムジクとアントニオ・フェリックス・ダ・コスタで、お互いすでに来シーズンのDTMは戦わず他カテゴリーに挑戦することを明らかにしているので、チームの不参加はもうその時点で決まっていたんでしょうね。

ドライバーはチームRBMが今シーズンと変わらない2人（トム・ブロンクビスト、マキシム・マルタン）＋MTEKから移籍のブルーノ・シュペングラー、チームRMGは今シーズン覇者のマルコ・ウィットマン、ティモ・グロック、シュペングラーと同じMTEKから移籍のアウグスト・ファルフスという布陣で臨むそうですが、思えば全員は優勝経験者で、しかもウィットマンとシュペングラーは（2012年のメーカー参戦復帰以降のシーズンにおける）チャンピオン経験者でもあるので、これはメーカー・チームの両タイトルをアウディ勢に明け渡してしまった今シーズンの悔しさを挽回するための打開策といえますね。

一方、アウディ勢と（エドワルド・モルターラの電撃移籍が既報となっている）メルセデス勢の来シーズンの布陣は間もなく発表されるでしょうが、どの陣営もとくにドライバーラインナップで大きな動きがある予感がするので期待しておきたいです。