
このトップ画像のup!(今のところ日本未導入のマイチェン版)ですが、実はこれは過去のモーターショーでコンセプト版が公開されたり、同じく過去の【スクープだより】で市販版登場の噂を取り上げたことのある…
“GTI”の市販プロトタイプ
らしく、それがなんと先ごろ南アフリカで行われたという試乗会に登場したそうです。
この市販版ですが、現状で判明している内容は搭載エンジンが(これまでに入っている噂どおり)3気筒ガソリンの1.0TSI、最高出力は114馬力、ギアボックスは6速(ただしこれがMTなのかDSGなのかは不明)、パワーアップに対応するためローダウンサスペンションなどの装着でスポーティな味付けにしたり、GTIでお約束といえるタータンチェック柄のシートも採用したりするといった程度のようです。
こちらの記事の最後の文面には「While exchange rates can change between now and when it arrives in 12 months.」と述べられているので、市販版は来年末に登場することが決まったみたいですが、本当に待ちに待ったバリエーションがようやく市販化される格好になってよかったと思います。今月6日に日本で予約受注が始まったことが記憶に新しいスマートの“ブラバス”シリーズやルノー・トゥインゴの新型RSの対抗馬として期待されている一台なので、市販版では出来がプロトタイプに比べてどう改良していくのか楽しみですね。
ちなみにup!といえば…
すでにクロスup!とe-up!のマイチェン版も標準モデルに遅れるかたちで本国デビューを飾っているんですが、マイチェンモデル全体の日本導入が来年以降にずれ込むかたちとなったのは、(マイチェン前の仕様の在庫がまだ残っているはずの標準モデルに限らず)その2バリエーションも同時発表させたいがための策略なんじゃないかなぁ…と改めて感じた次第です。とくに後者はe-ゴルフと同様、マイチェン前の仕様は導入のアナウンスこそしていたものの、発売はしばらく経ったタイミングで延期となってしまったので、マイチェン後の仕様は今度こそファン/ユーザーの期待を裏切らないように発表してほしいものです。
Posted at 2016/12/18 19:40:17 |
ドイツ車(VW) | ニュース