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MINIクラブマン（F54）の日本仕様に装備されるナビゲーションシステムが、昨年末にひっそりと改良を受けたようです。

改良点はメニュー表示やマップのデザイン変更のほか、新たに画面タッチ機能も備わるようになった程度みたいですが、とくにタッチ機能を使用することができるのは安全上の問題から停車時のみで、走行中は従来どおりインパネ下のコントローラーで操作可能になっているらしいです。となると、近い将来のマイチェン時からはタッチ機能のみならず、（BMWブランドの現行7シリーズやVWゴルフ（Ⅶ）のマイチェン版に奢られた）ジェスチャーコントロールも使えるようになるかもしれませんね。

ちなみにこの新しいナビは早くて今春に国内上陸（3月2日の“ミニの日”にあわせて発表？）を果たすはずの新型クロスオーバーにも採用されているらしいですが、その一方でハッチバックとコンバーチブルのナビは改良を受けず従来どおりのままみたいです。

また、同じ日本仕様で新世代各車（ハッチバック～クラブマン）の一部グレードに標準装備されているLEDヘッドライトも改良を受け、すでに本国仕様などでは最初から付いているデイライト機能が新たに備わるようになった模様です。これまでデイライトは国内の法規の関係から非装着で、その機能をユーザーが買った既存の仕様に付けるには専門店でコーディング（簡潔に言えば設定の書き換えで、とくにBMW車ユーザーの間ではよく聞かれている用語ですね）を行うしか方法がなかったんですが、今回の正規輸入車への解禁は先ごろ国交省による認可が下りたことを受けて採用に至ったとみて間違いないでしょう。